2026.09.18

CARS

アルピナ創業家による、直6で435馬力の本格ロードスター「ボーフェンジーペン・スパイダー」登場!【限定99台】

独ボーフェンジーペンの第一段クーペ、第二弾サルーンに続く第三弾はやはりオープン・カー!

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独バイエルンにある、かつてのアルピナの創業家として知られるボーフェンジーペンが、第3弾となる新型「スパイダー」を発表した。クルマが大型化・SUV化する時代の流れに逆行するように、軽量な2座オープン・カーという絶滅寸前のジャンルに真正面から挑んだ一台だ。

元BMW「Z8」開発陣が手がけたピュア・ロードスター


ボーフェンジーペン共同代表のアンドレアス・ボーフェンジーペン氏は、1990年代後半にBMWミュンヘンで「Z8」の開発陣の一員だった。軽量で機敏、五感を刺激するピュアなロードスターに魅了され続けてきたという。



今回のボーフェンジーペン第3弾となるこの「スパイダー」は「BMW Z4」がベース。あらためてエクステリア・デザインに主眼を置いたとコメントしている。

高光沢ブラックのフロント・スプリッターと、車体をぐるりと囲むブラックのデザイン・ラインは、同ブランドを象徴する意匠だ。第2弾モデル「05 GT」に続き、ニュー・ミニや第3世代の前輪駆動フィアット500にも関わったフランク・スティーブンソンとのコラボレーションで開発された。

前述のフロント・スプリッター以外にも、フロント・フェンダーの大型エア・ベント、サイド・スカート、リア・ディフューザーがより存在感を演出。大きく一体化されたリア・スポイラーは伸びやかでいかにも俊敏そうなシルエットを描き出している。



足元を固めるのは、軽量な10本ロング・ダブル・スポークの20インチ鍛造ホイールだ。

パワーユニットは、ツイン・スクロール・ターボを組み合わせた3リットル直列6気筒で、最高出力320kW(435ps)、最大トルク580Nmを発揮する。吸気ダクトを拡張するなどの最適化も施されている。この心臓部に組み合わされるのはZF製8段ATで、0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は標準仕様で260km/h、“パフォーマンス・パッケージ”を組み合わせれば295km/hに達する。このパッケージにはアルミ削り出しのリア・ディファレンシャル・カバーや、Vブレース付きのアンダー・ボディ補強も含まれる。

タイヤはミシュラン・パイロットスポーツ4Sを組み合わせる。ホイールのサイズはフロント9J×20インチ、リア10.5J×20インチ。オプションの高性能ブレーキ・システムは、フロント4ポット・キャリパーとフロント395mm/リア345mmのドリルド・ディスクを備える。車両重量は1585kg、荷室容量は281リットルを確保し、週末のワインディング走行だけでなく、2名でのロング・ツーリングにも十分対応する実用性も持たせた。



インテリアは、標準でシートはヴェルナスカ・レザーとアルカンターラを組み合わせ、ステアリングには高級皮革のラヴァリーナ・レザーを採用。ヒーテッド・ステアリングやハーマンカードン・サラウンド・サウンド・システムも標準装備となるが、さらにフル・レザー内装や、刺繍、スティッチのパーソナライズなど、カスタム・オーダーの自由度も高い。



生産は99台のみ。ボディ・カラーはサファイア・ブラック(40台)、サンレモ・グリーン(25台)、スカイスクレイパー・グレー(20台)、サンダーナイト(9台)、フローズン・グレーII(5台)など5色のメタリック・ペイント。また1台ごとにナンバリング・プレートが与えられる。



受注は発表と同時にスタートしており、納車は2027年第1四半期末を予定。価格はドイツにおける付加価値税込み、ブッフローエ工場渡しで11万5500ユーロ。現在のレートで単純換算すると、日本円でおよそ2150万円に相当する。

文=上田純一郎 写真=ボーフェンジーペン

(ENGINE Webオリジナル)

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