奇跡の1台！　レーシング・マシンさながらの工法で手づくりされるカーボン・バスタブを持つ「アルファ・ロメオ4C」とはどんなスポーツカーだったのか？【『エンジン』蔵出しシリーズ　アルファ・ロメオ篇 #3】

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補強材となる炭素繊維の織り布に、硬化剤や着剤材などの添加物を混合した（主にエポキシ系）熱硬化性樹脂を含浸させ、加熱や乾燥等を経て半硬化状態となった強化プラスチック成形材料の“プリプレグ”を、適切な形状に切断、型に合わせて手加工で積層して望む形状を作る。それを真空バッグに入れて高温高圧の釜で焼き上げる、最も手のかかる工法で作られるカーボン・モノコック。

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