2020.06.18

CARS

【ポルシェ911(996型)長期リポート #34】やっぱりマニュアル・シフトはいいなぁ

今年のエンジン大試乗会に集まった輸入車のうち、マニュアル・トランスミッションを搭載していたのはわずか3台。ロータス・エクシージとアバルト595、それにモーガン3ホイラーだけだった。もはや自分でクラッチを踏んでシフト・レバーを操作するなんて作業を要するクルマは、完全に絶滅危惧種になってしまったのだ。私は決してMT原理主義者ではないけれど、79号車に乗ると、やっぱりマニュアル・シフトっていいものだなぁ、と思う。とりわけ昨今の低燃費指向が強く、勝手にどんどんシフト・アップしてしまうクルマ(ポルシェも含む)に乗った後では、自分でどのギアを使うかを決められる自由の有難みを痛感させられる。たとえシフト・フィールがイマイチでも、79号車は偉大だ。


■79号車/ポルシェ911カレラ4S(996型)
PORSCHE 911 CARRERA 4S
購入価格(新車時) 340万円(1244万円2500円)
導入時期 2017年4月
走行距離(購入後) 10万4654km(2万2269km)


文=村上 政(ENGINE編集長)


(ENGINE2020年4月号)

▶︎次の記事
♯35 アライが報告します

▶︎前の記事
♯33 ブレーキ完全復活か!? フロントのディスクとパッドを交換しました 

▶︎過去の連載一覧
ポルシェ911カレラ4S(996型)長期リポート 記事一覧

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement