2021.03.13

LIFESTYLE

「上海蟹」が一年中楽しめる上海の名店が上陸! 蟹肉炒めや夫婦蟹味噌ソースかけご飯が絶品【東京・日本橋】

「蟹王府(シェワンフ)日本橋店」は、この冬にオープンしたばかりの、話題の中国料理店。最高品質の上海蟹を一年中楽しむことができる。

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東京・日本橋に初上陸した「蟹王府」は、2002年に上海で創業し、2019 年にミシュランの一つ星を獲得した人気店。店名が示す通り、看板食材は上海蟹だ。同店は60年以上の歴史を持つ上海蟹の専門企業、上海成隆行グループが手がけているため、上海西方の太湖で自社養殖した、最高品質の上海蟹を一年中楽しむことが可能。「蟹王府 日本橋店」にも、現地から頻繁に空輸される上海蟹を生かした料理が豊富に揃う。


通年のスぺシャリテの一例「蟹肉炒めポーピン添え」は、旨み豊かな胸肉をしっとりと蒸し、味噌と卵と共に自家製の蟹油で炒めたもの。これをパリッとした蘇州の点心“ポーピン”に詰めて楽しむオリジナル料理だ。もうひとつのスペシャリテ「南蘇名物 夫婦蟹味噌ソースかけご飯」は、白子と卵、味噌、蟹油のソースを白飯にまぜて味わうと、濃厚なコクが広がり、長い余韻が陶酔をもたらす。

上海蟹の味噌、白子、卵と身を使ったソースをご飯と混ぜあわせて、バルサミコ酢をかけて楽しむ「南蘇名物 夫婦蟹味噌ソースかけご飯」3000円。ランチ2800円~、ディナー2万5000円~。

通年の上海蟹料理は、他にも「蟹肉入り小籠包」「燕の巣入り蟹肉醤油煮込み」や、潮州料理にヒントを得た「蟹王府 特製氷結蟹」などがあり、計30種類以上。さらに8月~2月には活け上海蟹の「姿蒸し」も楽しめる。3月~7月は国産の栗蟹や毛蟹の料理も登場。張万利総料理長は広東料理も得意ゆえ、「吉品干し鮑と北海道干しナマコの煮込み」のような乾貨の料理も見逃せない。

店内は80席。個室は4室あり、壁には見事な蘇州刺繍が施されている。



■蟹王府(シェワンフ) 日本橋店
東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井二号館1F Tel.03-6665-0958 
営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00 休業日は施設に準ずる 要予約


文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=田村浩章


(ENGINE2021年4月号)

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