マセラティのハイパフォーマンス・グレードである「トロフェオ」がギブリとクアトロポルテに設定される。既存のレヴァンテ・トロフェオと合わせ、「トロフェオ・コレクション」を構成することになった。
エンジンはフェラーリのマラネロ工場で製造される3.8リッターV8ツインターボで、最高出力は580ps/6250rpm、最大トルクは730Nm/2250-5250rpmを発生。なお、ギブリにV8エンジンが搭載されるのはこれが初めてとなる。8段ATを組み合わせで後輪を駆動。クアトロポルテ・トロフェオはLSDを搭載する。
0-100km/h加速はギブリ・トロフェオが4.3秒、クアトロポルテ・トロフェオが4.5秒。最高速度は両車326km/hに達し、マセラティのセダンとしては史上最速だという。
レヴァンテ・トロフェオと同じく、統合車両制御システムのIVCを採用し、ダイナミクスの強化やアクティブ・セーフティの性能向上が図られた。よりスポーティなセッティングを呼び出す「コルサ」ボタンや、ローンチコントロールも装備する。
エクステリアでは、サイド・ベントとCピラーのロゴにトロフェオを示す赤いアクセントが入る。前後の空力パーツは素材のカーボンが見える仕上げとなり、ホイールは21インチを装着。ギブリ・トロフェオのボンネットはエアダクト付きとなる。
インテリアには最高級フルグレインレザーである「ピエノ・フィオーレ」が用いられている。また、ディスプレイのインターフェース表示が専用パターンとなるほか、ヘッドレストにはトロフェオのロゴが刺繍される。
価格はギブリ・トロフェオが1801万円、クアトロポルテ・トロフェオが2302万円。ちなみに、レヴァンテ・トロフェオは2077万円。
また、各モデルとも2021年型の価格が発表された。ギブリは956~1411万円、クアトロポルテは1312~1767万円、レヴァンテは1122~1872万円、MC20は2650万円となっている。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
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