2021.08.09

CARS

ちょっと古いクルマが欲しい! 50万円で買って20年以上を共にしている1982年型BMW323i 古いBMWだからこそセンス良く乗りたい! 

1982年型BMW323iとイラストレータのソリマチさん

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デザイナーはポール・ブラック

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仕事の合間の息抜きなど、MTを駆使しながらのドライブは軽快そのもので、必要にして十分なエンジンのパワーやスムース感があるところがお気に入りのポイント。機関等に過剰に手を入れることはせず、オリジナルを大切にしているという。

「このE21やE24型6シリーズは、ポール・ブラックというデザイナーが手掛けていて、そのセンスが自分に響いているのだなと思いました」

ソリマチさんはさらに続けた。

「クルマも生活のデザインのひとつなので、おそらくデザイナー自身はどういうセンスを持つ人がこのクルマを乗るのにふさわしいか、あるいはオーナーがどういう生活を送るかをイメージしながら作られていると思うんですよね。だから僕もそういうところを裏切っちゃいけないというのが頭にあって。いい加減な格好で乗るのはふさわしくないだろうと、デザイナーのイメージしたオーナー像を演じながら付き合っています」

ブラジル・ブラウン・メタリックという珍しいボディカラーはオリジナル。デュアル・マフラーと水平レイアウトのテール・ランプもお気に入りの箇所。

“ちょっと古いクルマ”を価格の安さで選び、修理に嫌気がさすこともある。ただ、適切にメンテナンスすれば実用に足る能力以上のものを発揮してくれる。ソリマチさんはそうしたうえで、同じクリエイターであるポール・ブラックが思い描いたテーマを自分なりに解釈し、等身大の自身のものとしてE21から唯一無二の魅力を引き出しているように見えた。

クルマに対する思いは様々にせよ、何かしらの信念を持って接すれば、自分らしく楽しい中古車ライフが過ごせるはず。そんなこだわりのある付き合いかたは、“ちょっと古いクルマ”オーナー予備軍に、ぜひとも見習っていただきたいスタイルである。

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文=桐畑恒治 写真=小林俊樹

(ENGINE2021年8月号)

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