2021.08.15

CARS

ホンダNSXが生産終了決定 世界限定350台のタイプSで有終の美を飾る

ホンダは2021年8月末にNSXタイプSを追加することを明らかにした。2022年12月までに世界350台限定で生産されるこのモデルは2代目NSXの最終モデルで、2022年12月の生産終了をもって現行型NSXはその歴史に幕を引くことになる。

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日本でのデビューから5年

2代目NSXのワールドプレミアは2015年のデトロイト・モーターショー。日本仕様の発表は2016年8月で、納車は2017年2月から開始された。人間中心のスーパースポーツという初代のコンセプトを継承しつつ、高い動的性能と誰もが快適に運転できることの両立を目指して開発された。

最大の特徴は、縦置きミドシップ・エンジンと3モーターを組み合わせたハイブリッド・システムの「スポーツ・ハイブリッドSH-AWD」。高出力なだけでなく、エンジン単体では実現が困難なハイレベルのレスポンスとハンドリングを兼ね備える、ホンダ独自のハイテクなパワートレインである。





日本市場は30台のみ

最終型となるタイプSの詳細は未公表だが、初代NSXに設定されていたタイプSから類推すると、さらなる動力及びハンドリング性能が高められているはず。ホンダは「今までのNSXを超えることを目指し、パフォーマンスとデザインを追求した」と言う。また動力性能を向上させるばかりでなく、タイプS限定となる新色のマットカラーを設定するなど、ビジュアル的な訴求力も高められているようだ。

350台の限定台数のうち、日本市場への割り当ては30台。価格帯は大きく異なるものの、S 660生産終了発表から完売までが瞬殺状態だったことを考えると、このNSXタイプSも購入するなら迷っている暇はなさそうだ。現行NSXを新車購入できるチャンスは、これが最後となるのだから。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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