2021.09.22

CARS

同好の士と会ってきました!【メルセデス・ベンツ300TE(1992)長期リポート #89】


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手間をかけてまで、E280ステーションワゴンに乗る理由を聞いた。

「昔、S124型に乗っていたんですよ。1991年式の300TE、それから1993年式のE320ステーションワゴンと2台」

愛車遍歴を聞けば、124型に2台乗ったあともずっとメルセデス・ベンツだった。C240、E320、そしてE350アバンギャルドSとセダンを3台乗り継いできた。根っからのメルセデス党なのである。

「セダンが3台続いたのは、W210型からステーションワゴンに左ハンドルがなかったから。今回は先祖返りみたいな乗り換えなんだけど、とても嬉しいです」







どこがそんなにいいですか?

「ステーションワゴンとして最高だから。使い勝手が素晴らしい。リア・シートを倒し、フル・フラットにしたときの積載量がすごい。寝袋で寝たことあるんですけど、脚を伸ばせた(笑)。しかも、サード・シートを備える7人乗り。成田空港まで人を送ったことがあります。あと、大きさ。メルセデス・ベンツに限らず、どんどん大きくなっているでしょう? でも124型は、いまの日本にピッタリのサイズです。小回りが利くのも都会生活者にとっては嬉しいです」



少しだけ間島さんのE280ステーションワゴンを試乗した。内装の劣化がまったくなく羨ましい。乗り心地も抜群で44号車のダンパーを早く交換したいと思った。

「リアの足回りを修理したばかりなんです。このクルマ、セルフ・レベリング機構が付いているでしょう? 油圧を調整するアキュムレーターが壊れて、車高も3cmぐらい下がっちゃった。でも、いまはバッチリ」

手を入れれば新車のように蘇るのも124型ステーションワゴンの魅力。間島さんはこれからもずっとE280ステーションワゴンと付き合っていくつもりだという。

文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=鈴木勝

■44号車/メルセデス・ベンツ300TE(1992)
Mercedes-Benz 300TE(1992)
購入価格 168万円
導入時期 2008年9月
走行距離 23万1700km

(ENGINE2016年6月号)

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