2021.11.15

CARS

身銭を切ってでも買っておきたいクルマのマイ・ベスト20 自動車ジャーナリスト山田弘樹の20台


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4位 ポルシェ911 カレラ&カレラ4 クーペ(S含む)



現行911のシャシーは呆れるほど完成度が高く、“役付き”モデルでなくともポルシェの神髄が味わえる。むしろ日常ではカレラSがベスト!

5位 日産 GT-R(NISMO含む)



今なお不足を感じないその速さと刺激。2007年の登場以来アテーサE-TSの制御がその操縦性に何ひとつ幅を持たせていないことだけが残念。

6位 ルノー・メガーヌ(RS含む)



オーバーステアすら自在に引き出せる後輪制御技術でFFスポーツの新機軸を作り出した傑作。高価なだけのFRスポーツはもういらない。

7位 ロータス・エリーゼ・スポーツ220 II(240ファイナル・エディション含む)



軽さと操縦性の奥深さに速さまで加わったエリーゼ・シリーズの最高傑作。生産終了決定のアナウンスで購入を決めた勇気あるオーナーに乾杯!

8位 アルピーヌA110(S含む)



エリーゼにはない日常性を持ちながら、ケイマンよりピュアな身のこなしでオーナーを満足させるA110。電動化されないうちに手に入れたい。

9位 アストン・マーティンDBX



奇怪なインテリア。エレガントを通り越したアバンギャルドなエクステリア。しかし見るほどに、そして走らせるほどにアストン・マーティン。

10位 マクラーレン720S(スパイダー含む)



カーボンモノコック「モノセルII」がもたらす強烈な剛性とその空力性能で720psを押さえ込む快感。公道を走れる快適なレーシングカー。

11位 アルファロメオ・ジュリア

あまりにも地味なデザインが購買意欲を削ぐものの、そのハンドリングは本物。正直次期型が継続できるのか心配になるほど玄人好みな一台。

12位 プジョー208(e-208含む)

愛らしくも未来的なデザインはB セグ・コンパクト随一。そしてこれに負けない走りの愉しさが、ガソリン/EV問わずある所もさすがプジョー。

13位 シトロエンC3

PSAグループいち、即ちコンパクトカーとしては世界一しなやかな足周りに、パンチの効いた3気筒エンジン。乗ってるだけで元気になれる!

14位 トヨタ・ミライ

インテリアに切れがなく、外観に対し室内の狭さが目立つものの、その乗り心地は素晴らしくハンドリングも抜群。これぞ未来のクラウン。

15位 BMW アルピナ D3S/B3(リムジン、ツーリング)

BMWと同じ素材を使いながら、究極的にしなやかで、最高にスポーティなシャシーセッティングを実現するその技術力の高さにただただ脱帽。

16位 メルセデス・ベンツSクラス・セダン

デジタル化の波と格闘中という印象が強いものの、セグメント絶対王者としての気高く質感高い乗り味はキープ。世界最強のコンサバティブ。

17位 スズキ・スイフト(スポーツ含む)

アフォーダブルなスポーツカーの中でもずば抜けて運動性能が高く、運転が楽しいスイスポ。デフレ・クレージーな日本で、唯一の希望である。

18位 BMW Z4

スープラとプラットフォームを共用したことで得た超ショート・ホイールベース、これがもたらす走りはキレッキレ。Z4は隠れた名車である。

19位 メルセデスAMG C63S 4マティック(クーペ、カブリオレ含む)

510psを後輪だけで受け止めきる調整式電子制御デフが最高。普段使いできる乗り心地のまともさにも感服。大人が憧れられるスポーツセダン。

20位 ジープ・ラングラー

本物のクロカンであるジープを都市部で普段使いするオシャレさやワイルド感の演出と、このコロナ禍を生き抜く気分が絶妙にシンクロ。

文=山田弘樹(モータージャーナリスト)



(ENGINE2021年9・10月号)

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