2021.10.08

CARS

アストン・マーティンDBXでサラブレッドのいるグランピング場へ!

アストン・マーティンDBXで向かった1泊2日のステイ先は、生命の息吹の満ちたクヌギの森の中の、小さく快適な純白のドームだった。

短い夏をもとめて

日差しは強いけれど、湿度が低いせいか木陰に入るだけですっと身体のほてりがおさまっていく。爽やかな風。高く、澄み渡る空。何度か訪れた欧州や、北海道のような、あの短い夏が恋しくてたまらない。

ひととのふれあいが限られたいま、何ができるのか。できるだけなにもない自然のなかに身をおいて、いきとしいけるものの息づかいにふれ、なるべく手の加わっていない自然のものを口にし、デジタル・デバイスを遠ざけて、自分をリセットしよう。そう考えて暑い東京を離れ、1泊2日の旅に出ることにした。

北海道みたいなところなら、宿へ行く途中にあるよ、と教えてくれたカメラマンとともに、わずかな身のまわりのものだけ持って駐車場へいくと、純白のアストン・マーティンDBXが待っていた。アストンといえば比較的色の濃い、筋肉質で、いかにもどこかの国の諜報員が乗っていそうなスポーティな印象があるが、目の前にあるのはバイク・キャリアやポータブル・シャワーなどを備えたアクティブな仕立てだ。ラゲッジにはペット用アクセサリーまで用意されている。





ドアを開けて乗り込むと、ローズ・レッドの革の絶妙な色合いに目が奪われた。格調ある家具のような雰囲気があって、肌触りも素晴らしい。真円のステアリング・ホイールや、おおぶりでそっと身体をつつむようなシートが、視覚と触覚の両方を心地よく満たしてくれる。



スターター・ボタンをそっと押し込むと、遠くのほうからフォーン、という生き物のような嘶きが聞こえてきた。いつもなら高速を飛ばし、先を急いでばかりだけど、今日はゆったりと目的地をめざしたい気分だ。DBXはそんな思いに応えてくれた。節度の効いたほどよい反応をみせるアダプティブ・クルーズに身を委ねる。わずかに聞こえるV8のロロロォ......というサウンドを耳に、するすると進む。乗り心地は柔らかで、凹凸を越えるときも視線が躍らない。しなやかに、なめらかに、DBXは駆けていく。





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