2021.10.14

CARS

AMGもいよいよ電気に 761ps/1020NmのAMG・EQS53デビュー【ミュンヘン・ショー2021】

メルセデスのスポーツ・モデルを手掛けるAMGにいよいよ電気自動車(EV)のラインナップが加わる。2021年9月に行われたミュンヘン・モーターショーで、その第1弾であるEQS53・4マチックが発表された。

メルセデスのフラッグシップ・サルーンがベース

ベースとなったのは、EVA2と呼ばれる大型EV用プラットフォームを使用するメルセデス・ベンツの最上級EVサルーンのEQS。





0-100km/h加速は最速で3.4秒

モーターは高出力型のAMG用を前後各1基ずつ搭載。システム総合最高出力と最大トルクは658ps(484kW)/950Nmで、0-100km/h加速は3.8秒、速度リミッターは220km/hで作動する。しかし、オプションのAMGダイナミックプラス・パッケージを装備し、「レーススタート」モードを選択すれば、出力が560kW(761ps)/1020Nmへとアップし、3.4秒で100km/hに達し、最高速度は250km/hに引き上げられる。走行モードに応じて「スポーツ」/「スポーツ+」では動力性能重視、コンフォートでは航続距離重視となる電力のマネージメントはAMG専用のプログラムとなる。





約19分で300km走行分を充電

バッテリー容量は107.8kWh。高コストなうえに採掘現場での人権侵害が問題視されるコバルトの含有率を下げる取り組みもなされている。航続距離は526〜580km。急速充電は最高で200kWに対応し、その場合、約19分で300km走行分の電力を補充できる。さらに、バッテリーの負荷を抑えるエコチャージング機能も装備し、バッテリーの保証期間は10年もしくは25万kmと長い。日本では給電も行える、いわゆる双方向充電を利用可能だ。



シャシーはAMG専用チューン

前が4リンク式/後ろがマルチリンク式というサスペンション形式はベーシックなEQSと同様だが、専用チューンが施されるのはエンジン車のAMGモデルと変わらない。エアサスとアダプティブダンパー、4輪操舵を組み合わせた「AMGライドコントロール+」を標準装備する。

いよいよ完全電動化へ動き出したAMG。今後はメルセデス・ベンツのチューニング版のみならず、専用開発のAMG.EAプラットフォームを用いたモデルの投入も予告している。





文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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