2021.10.21

CARS

プジョー人気復活か!? 2021年版エンジン・ホット100ニューカー・ランキングスで208が大躍進!!

雑誌『エンジン』の名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」の2021年版で12位と高評価だったのはプジョーのコンパクト・ハッチバックの208だ。スポーティーでキュートなデザイン性の高いスタイルと新しいプラットフォームの採用で、更なる進化を遂げたネコ足。そんな「プジョーらしい」快作の登場を、ホット100選考委員の多くのジャーナリストが絶賛した。その選考委員のコメントとともにプジョー208の魅力を紹介する。

日本と欧州でカー・オブ・ザ・イヤー受賞

欧州COTYと日本COTYの「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」をダブル受賞したプジョー208は、選考委員の評価も高かった。コメントをチェックすると、とりわけ外観とシャシーに高い評価を受けていることがわかった。

かつて僕も所有していた205のモチーフを引用しつつモダンに仕立てたスタイリングには、「“スポーツ”一辺倒ではないキュートなコンパクト・ハッチ」(高平高輝氏)、「愛らしくも未来的なデザインはBセグ・コンパクト随一」(山田弘樹氏)、「数あるBセグメントの中でビジュアル・インパクトの強さはピカイチ」(岡崎五朗氏)という言葉が並んだ。



また「208のファロ・イエローは見れば見るほど可愛く見えるしサイズ感も◎」(吉田由美)と色指定でのコメントもあった。プジョー=ブルーというイメージが強いだけに、たしかにあの色は鮮烈だ。

走りではやはり、「しなやかに粘ってスルッと曲がる」(嶋田智之氏)、「しなやかに動くサスペンションが最上級な乗り心地と正確無比なハンドリングを実現」(菰田潔氏)と、新世代プラットフォームによる進化したネコ足への賞賛が目立っていた。

興味深かったのはグレード指定でのコメントで、「16インチ仕様は乗り心地が80年代に戻ったみたい」(今尾直樹氏)、「GTラインではなくアリュールが好きだ」(日下部保雄氏)、「まさに“ネコ足”の208アリュールは長距離も苦にしない最高の相棒になりそう」(島下泰久氏)という一方、「GTラインのキビキビした清々しい走りは魅力的だ」(塩澤則浩氏)という意見もあった。

プジョー 208(e-208含む)全長×全幅×全高=4095×1745×1445mm。ホイールベース=2540mm。車両重量=1160kg。ガソリン仕様は、最高出力=100ps/5500rpm、最大トルク=205Nm/1750rpmの直列3気筒DOHCツインターボをフロントに搭載。8段ATを介した前輪駆動となる。車両価格=253万9000円~

エンジンについての言葉は見つけられなかったが、「弱点も少なくなかったプジョーだが208でその汚名を返上」(大谷達也氏)という言葉は、ATの多段化や先進運転支援システムの充実を指していると受け取った。

EVのe-208についても、「容易に手の届く価格でEVライフが始められるのがうれしい。」(生方聡氏)、「EVモデルがイチオシ」(松田秀士氏)とEV推しのコメントがあった。

今年の春に聞いたところ、208シリーズに占めるe-208の販売比率は8.3%とのこと。400万円以下で買えるのに満充電での航続距離が400km以上というコスパの高さに加えて、フランス生まれならではのデザインと走りがあるのだから、高評価に納得である。

文=森口将之 写真=望月浩彦(メイン)/宮門秀行(サブ)

(ENGINE2021年9・10月号)

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