2021.11.18

CARS

「美しいものは売れる」ジャガー創業者の言葉に思わずうなづく! 変わらないジャガーの魅力とは

ちょっと古いジャガーに乗るエンジン編集部アライと、某自動車雑誌でジャガーを長期テストした経験がある自動車ジャーナリストの桐畑恒治が最新モデル2台に乗り、ジャガーの魅力を語り合った。

衝撃的なジャガー体験

荒井 英国車は伝統的なブランドが多いけれど、やっぱり外せないのはジャガー。僕自身はプライベートでも乗っているから比較的身近なものですが、ここでは改めてその魅力を掘り下げてみたいと思います。

桐畑 僕は前職時代にXEを半年ほどテストしていたのが、一番密な経験ですね。ジャガーに対しては高級だけどブランドやプロダクトには人間臭いというかどこか温かみのあるようなイメージを持っていたんですけど、実際にXEと生活してみるとすごくクールに感じました。



荒井 どういうところがクール?

桐畑 内装の素材の選び方だったり、デザインがゴテゴテしていなくてこれみよがしじゃないのがいい。ドライバーを急かすわけじゃないけれど、でもちゃんとこちらの要望に応えてキビキビと走ってくれるところとかもスマートでクールだなと。

荒井 僕自身はもうちょっと古い頃からの印象があって、Eタイプを初めて見たときに、こんなかっこいいクルマがあるのかとびっくりしたんだよね。ロングノーズ・ショートデッキのスタイルに惚れ惚れ。あと、うちの実家がガソリン・スタンドだったんだけど、お客さんのXJ6のレザーとウッドの設えが国産車とは全然違う世界で衝撃的だった。

Fペイスは今年2月にマイナーチェンジを実施。


桐畑 クルマ好きのなかでは、ジャガーに対するいろいろな思いがあるのでしょうね。

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