2021.11.03

CARS

正真正銘最後の650台! ユーザーの要望に応えてホンダがS660の追加販売を決定

ホンダが2022年3月に生産終了を決定している軽スポーツカー、S660の追加受注を行うと発表した。

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生産計画の見直しで、追加が決定

2021年3月に、ホンダからS660の1年後の生産終了と最後の特別仕様車の設定がアナウンスされるやいなや注文が殺到。あっという間に特別仕様車だけでなく通常モデルに関しても予定の台数を完売してしまった。そのため、商談途中で受注が打ち切りになるケースが多発し、追加生産の要望が顧客からホンダへ寄せられていたという。これに応えるべく、生産計画の見直しが行われた結果、生産台数を650台上乗せすることが可能になった。



600台は商談途中で涙を飲んだ人が優先

増産の対象となるのは、カタログ・モデル(通常販売モデル)であるαとβの2グレード。部品供給の都合で650台に限定される生産台数のうち、600台は商談中に完売して発注できなかった顧客を優先して一部販売店で受け付け、販売される。



残り50台は抽選販売

また、残りの50台(αが40台、βが10台)は専用のWEBサイトで受け付けが行われ、抽選で販売される。申し込み期間は11月12日の11時30分から12月5日の23時59分まで。結果は12月15日にライブ配信で発表する予定だ。

なお、2022年3月の生産終了時期に変更はない。S660を新車購入したいなら、これが正真正銘のラストチャンスとなる。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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