2022.02.14

CARS

トヨタGR86とスバルBRZにレース参戦用車両追加 ロールケージやオイルクーラーを装着

トヨタGR86とスバルBRZに、ワンメイク・レースのベース車両として開発されたカップカー・ベーシックが設定された。2022年から開催予定のトヨタ・ガズーレーシングGR86/BRZカップへの参戦を想定した仕様だ。

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6点式ロールケージとサイド・バーを標準装着

両車とも、JAF国内競技車両規則のスピードBとスピードSAに適合する6点式ロールケージとサイド・バーを標準装着。乗車定員は4名のままだが、前席のフロアマットはロールケージと干渉しない専用品となる。また、運転席に6点式シートベルトを装着するためのアイボルトも設置済みだ。



冷却系を強化

メカニカル面では、空冷式エンジン・オイルクーラーと冷却フィン付きリアデフ・キャリアを装備。レースでの安定した走行に寄与する冷却性能を確保した。また、ホイールは16インチのスチール、シートはファブリック、ステアリング・ホイールとシフト・ノブはウレタンとするなど、各部に交換を前提とした簡素化が図られている。

カップカー・ベーシックは、GR86がTRDブランドを展開するトヨタカスタマイジング&ディベロップメント、BRZがスバルテクニカインターナショナル(STI)による架装を行うコンプリート・カーで、正規販売店で購入できるが、持込登録となる。

価格はGR86が333.4万円、BRZが333.85万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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