2022.02.20

CARS

DSの未来を示すEVコンセプトの最大トルクはなんと8000Nm!

DSオートモビルが、コンセプト・モデルの「E-テンス・パフォーマンス・プロトタイプ」を発表した。次世代デザインを提案するとともに、興味深いテクノロジーも導入している。

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DSらしい個性的なエクステリア

スタイリングは2016年に公開されたコンセプトカー、「E-テンス・コンセプト」に酷似し、テール近くまでルーフがなだらかに伸びたクーペ・スタイルを採用している。二股に分かれるルーフ・エンドや鱗模様のような隈取が入る逆三角形のテールライト、大型のディフューザーなど、リア・ビューはほぼ同じ構成だ。

DS E-テンス・パフォーマンス・プロトタイプ

800個のLEDを用いたデイタイム・ライト

一方、フロントまわりは直線的な造形を採用。左右の縦方向に加え、センターから横方向へも伸びるデイタイム・ライトには800個のLEDを使用。ヘッドライトに相当する位置にはカメラを、グリル部にはエンブレムと3Dグラフィックが光る四角いパネルを設置している。また、ボンネットの左右に加え、新たに中央にもエア・アウトレットが穿たれた。

DS E-テンス・パフォーマンス・プロトタイプ

2つのモーターで815ps、8000Nm

シャシーはカーボンモノコックで、天候や路面を問わず最大限グリップを引き出すサスペンション・ジオメトリーを採用。ホイールは空力を考慮したデザインの21インチだ。

フォーミュラE由来のモーターを前後に配置し、最高出力815ps(600kW)、最大トルク8000Nmという途轍もない動力性能を発揮。また、エネルギー回生システムは最大600kWの電力を回収するという。

DS E-テンス・パフォーマンス・プロトタイプ

最大600kWの放電と回生が可能

駆動用バッテリーはトタルエナジーズおよびその子会社であるサフトとの共同開発。フォーミュラEを手がけるDSパフォーマンスが設計したカーボン・アルミ複合材のケースに収められ、先進的な液浸冷却システムを導入することで、最大600kWの放電と回生を繰り返す過酷な使い方を可能にした。このバッテリー技術は将来的な量産車への応用が検討されている。

このプロトタイプはDSのフォーミュラEドライバーであるジャン=エリック・ヴェルニュとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタによる実車での走行テストも実施。デザイン提案とともに、技術開発の実験台という役割も担う。今のところはあくまでもワンオフの試作車だが、車両を再現したデータがNFTとしてオークションに出品され、落札すればブロックチェーンゲームのパビリオンハブで擬似ドライブが楽しめる。

DS E-テンス・パフォーマンス・プロトタイプ

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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