2022.04.27

CARS

マセラティ史上最速セダン! ギブリ・トロフェオに5人のモータージャーナリストが試乗!【2022年エンジン輸入車大試乗会】

マセラティ・ギブリ・トロフェオ

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2022年上半期の注目モデル34台を大磯プリンスホテルの大駐車場に集め、38人のモータージャーナリストがイッキ乗りした恒例の大型企画、エンジン大試乗会。フェラーリ製V8ターボを搭載したスポーティな最上級グレードのギブリ・トロフェオには、吉田由美、桂 伸一、西川 淳、武田公実、小川フミオの5人のジャーナリストが試乗した。

V8を搭載する初めてのギブリ

2018年にレヴァンテからスタートしたハイパフォーマンス・モデルの「トロフェオ」。今回、参加したのは、ギブリの最上級グレードにして、最高のスポーツ性能を持つトロフェオだ。3.8リッター V8ツインターボのマラネロ製エンジンは、最高出力580ps/6750rpm、最大トルク730Nm/2250~5250rpmを発生。8段ATを介して後輪を駆動する。ギブリがV8を搭載するのは、これが初となる。0~100km/h加速は4.3秒、最高速度326km/hで、マセラティ史上最速のセダンとなる。また、車両の制御系はトロフェオ専用にプログラミングされている。全長×全幅×全高=4971×1945×1461mm。ホイールベース=2998mm。車両重量=2080kg。車両本体価格1840万円。



わくわくさせる華やかさ! センスが素晴らしい/吉田由美


「トロフェオ」……なんてわくわくする響き(笑)。レヴァンテに続き、クアトロポルテとギブリに設定された「トロフェオ」は3.8リッター V8ツインターボ・エンジンを搭載し、最高出力は580馬力、最大トルクは730Nm 、最高速は326km/h、0-100km/hは4.3秒と、マセラティのセダン史上最速!「究極のマセラティ」と呼ばれています。しかもこのエンジンはフェラーリ製で、フェラーリのマラネロ工場で作られているのもわくわくポイント。デザインもカッコイイ! 上品な佇まいのセダンに、赤いアクセント。サイドベントやCピラーのマセラティのシンボル「トライデント」やロゴにも赤のアクセント。さらにブレーキ・キャリパーやエンジンにも赤! 特にエンジンに赤のアクセントは、エンジンをオブジェのように演出します。試乗車はグリジオ・マラテアというダークグレーのボディカラーなので、赤のアクセントやクオイオという奥深いタンのシートカラーが品の良い華やかさを演出。このセンス素敵!

クラシカルな雰囲気の内装には、オプションのカーボン・インテリアが絶妙にマッチする。カーボンパーツが多用されているトロフェオだが、エンジンカバーもカーボン製で、その奥に赤く塗装されたヘッドが垣間見える。

思わず笑みがこぼれる、サラブレッドそのもの/桂 伸一

EVを推奨する欧州からエンジンのホットモデルが上陸したかと思ったら、続けてHEV モデルも誕生。いよいよエンジンのみは終焉かと憶測が走る昨今。マセラティ・ギブリにレーシング魂を注入したのが前者のトロフェオで、HEVはGTと名乗っている。今回の試乗車はトロフェオだ。見た目は外観内装ともに上質ながらさりげない。しかしエンジン・サウンド含む動力性能は、跳ね馬ならぬサラブレットそのものだ。右足をひと踏みすれば思わず笑みがこぼれる。データを眺めて納得するのは、搭載するV8ツインターボの出力が580ps/730Nm。驚きはその数値ではなく、その動力性能だ。8段ATを介して後輪2 駆でこの出力を伝達して0-100km/h 4.3秒、最高速は326km/h!! その実力のさわりが公道でも体験できるのだ。車重は2トンもあるのに、アクセル、ブレーキ操作による動きは極めて軽快。エンジン・パフォーマンスをダイレクトに伝えるサスペンション含むシャシー性能と、特別にクイックなワケではないが、ステアリング操作量に正確に反応して曲がる操縦性とのバランスが秀逸だ。


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