新型BMW・M3に待望のMT登場　50台限定の特別仕様車に設定

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2022年に設立50周年を迎えるBMW・M社。BMWはそれ記念し、世界各国の市場でBMW・M社50周年記念モデルを発売する。そのなかで日本市場向けに50台限定で販売されるのが、「M3・50thアニバーサリー・リミテッド」だ。

新型M3としては初のMT

M社謹製のスポーツ・セダンであるM3をベースに6段MTを組み合わせているのが記念モデル最大の特徴だ。新型M4には6段MTが設定されているが、新型M3としてはこのモデルが初となる。なお、最高出力480ps/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmを発生する3.0リッター直6ツインターボに変更はない。

初代M3のボディ・カラーを再現

そのほかには、ブラック塗装のフロント19インチ、リア20インチのホイール、赤いキャリパーのMコンパウンド仕様のブレーキを装着。また、ドア・ミラーにはカーボンのキャップ、ボディ前後とホイールには50周年記念バッジが装着される。インテリアでは、カーボンファイバーのトリムが用いられ、シートベルトがブルーとレッドのストライプが入るM仕様となる。

販売台数は50台で、内訳はアルピン・ホワイトとブラックサファイアが各20台、1987〜89年のM3に採用されたカラーを再現したBMWインディヴィデュアル・シナバー・レッドが10台。ブラックサファイアは10万円、シナバー・レッドは54.8万円のオプション料金が必要となる。

注文はBMWオンラインストアで6月15日23：59まで受け付け。注文数が限定台数を上回った場合は抽選となる。当選者の決定は7月半ば頃で、納車開始は第3四半期以降となる予定だ。

価格は1359万円。