2022.07.08

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いつの時代も色褪せないブレゲの物語

歴史と伝統を最先端のテクノロジーで包み込む。だからこそファンはその時計のデザインに心を奪われ、機能に夢中になる。そして気になりだすと、見えないことがもっと知りたくなる。「どうしてこのデザインが誕生したのか」、「どのように作られているのか」、「どのような歴史を辿ってきたのか」――。時計には製作者やブランドの想いが込められたストーリーがあり、知れば知るほど虜になってしまう。そんな素敵なブレゲの魅力を紹介しよう。

トラディション レトログラード デイト 7597
反復式の日付表示を装備した「トラディション」の最新作は、アンスラサイトカラーで覆われたムーブメントを背景にして、ブレゲブルーのオフセンターダイアルと日付セクターが際立ち、歴史に由来するデザインを一段とモダンでスタイリッシュに見せている。特異な設計の自動巻きムーブメントも、テンプにシリコン製ひげゼンマイを装備する最先端だ。ホワイトゴールド、ケース直径40mm、3気圧防水。474万1000円。

◆ブレゲの詳しい情報はコチラ!◆

「スースクリプション」のムーブメントに小さなオフセンターダイアルを加えた触覚時計「モントレ・ア・タクト」が「トラディション」の着想に結びついた。


注文時に価格の4分の1を前払いする方式から「スースクリプション(予約)」と呼ばれた1本針の懐中時計。この時計に搭載されたムーブメントは左右対称の特異な構造をもつ。

不世出の天才時計師の魂が宿る逸品

創業者アブラアン-ルイ・ブレゲが今も生きていたら、こんな腕時計を考案したかもしれない、そんな想像をかきたてるのが「トラディション」だ。最大の特徴は、ダイアル側にムーブメントのほぼすべての機構が配されていて、それらが常に眺められること。一般的なムーブメントとは完全に異なるユニークな姿が好奇心を刺激する。中央に大きな香箱を据え、衝撃吸収装置を配したテンプと歯車を左右対称に配した構造は、創業者ブレゲが1797年に発表した1本針の懐中時計「スースクリプション」のムーブメントに由来し、ギヨシェ彫りやブレゲ針を配したオフセンターダイアルを加えたデザインは、翌年のフランス工業博で披露された触覚時計の「モントレ・ア・タクト」から想を得ているのだ。

「トラディション レトログラード デイト 7597」は、さらに創業者ブレゲがよく用いた反復式(レトログラード)の日付表示や、1780年に考案した自動巻き機構を模したローターも搭載する。そして最新作ではブレゲブルーで表示を美しく引き立てるという徹底ぶり。つまり何から何まで100%ブレゲなのだ。2世紀以上もの前の歴史的なデザインと最先端テクノロジーを同時に楽しめるこんな時計はめったにありはしない。

ブレゲの詳しい情報はこちら!

問い合わせ=ブレゲ ブティック銀座 Tel.03-6254-7211

文=菅原茂 写真=近藤正一

(ENGINE2022年8月号)

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