2022.09.17

CARS

金目鯛とピカソとアルピナを堪能!! BMWアルピナB8で行く伊豆の温泉宿と美術館を訪ねる旅 走って、浸かって、食べて、見る! これだからクルマ旅はやめられない【後篇】

伊東の宿「界 アンジン」

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B8の造形はキュービズムか

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翌朝はおいしい和朝食をいただいた後、今回の旅の最大の目的地である池田20世紀美術館へ向かった。クルマで30分ほど山道を上った先の一碧湖にほど近い別荘地に建つ、キューブ型の、ステンレスとガラスの超モダンな建物がそれだった。

池田20世紀美術館のエントランス前で撮影。建物を設計したのは彫刻家の井上武吉氏。置かれている二つの彫刻は木村賢太郎氏の作品だ。


さっそくアルピナB8をエントランス前に置いて撮影。ウネウネとした抑揚のある芸術的な造形を持つこのクルマが、超モダンな建築やエントランスに置かれた現代彫刻とこんなにもマッチするなんてビックリ。眺めているうちに、B8のフロントバンパーあたりの造形がキュービズムの流れを汲むものに見えてきた。

それはともかく、伊藤康伸館長にうかがったところでは、この美術館は、戦後、アスファルトの製造で財をなしたニチレキ株式会社の創立者、池田英一氏が長年にわたって蒐集した美術品と土地・建物を寄贈して、1975年5月に開館したもので、日本初の現代美術専門の美術館なのだという。コレクションは20世紀に製作された絵画・彫刻で「人間」をテーマとするものを中心に1400点。なんとピカソだけで100点もあるそうだ。常設されているのは、そのうち80点だけだが、ルノワール、キスリングから、ピカソ、ミロ、マティス、ダリ、シャガールなど錚々たる巨匠の名作がズラリと並んでいる。それだけではない、フランシス・ベーコンやアンディ・ウォーホルといったもっと新しいものや、池袋モンパルナスの画家を始めとする日本人の作品もたくさんあった。その中に、私の好きなカンピリは……、あった、ダリとボナールに挟まれているのが“ようこそ”だ。ついに見たゾ。

キスリング、ピカソ、ミロ、マティス、ダリ、シャガールなど、20世紀に製作された絵画と彫刻1400点を収蔵する。


じっくりと鑑賞した後、美術館を辞して、まだ時間があったので河津まで足を伸ばして、桜を眺めてから帰京。二日間で約400kmの小旅行だったが、気分はすっきり晴れた空と青い海のように爽快になっていた。

文=村上 政(本誌) 写真=柏田芳敬 取材協力=界 アンジン/池田20世紀美術館


■BMWアルピナB8グラン・クーペ・オールラッド
駆動方式 エンジン・フロント縦置き4WD
全長×全幅×全高 5090×1930×1430mm
ホイールベース 3025mm
車両重量(車検証) 2170kg(前軸1160kg、後軸1010kg)
エンジン形式 直噴V型8気筒DOHCツインターボ
排気量 4394cc
ボア×ストローク 89.0×88.3mm
最高出力 621ps/5500-6500rpm
最大トルク 800Nm/2000-5000rpm
トランスミッション ZF製8段AT
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン/コイル
サスペンション(後) マルチリンク/コイル
ブレーキ 通気冷却式ディスク
タイヤ (前)245/35ZR21、(後)285/30ZR21
車両本体価格(税込み) 2557万円

(ENGINE2022年5月号)
※掲載されている情報は雑誌『エンジン』発売時のものです。

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