2022.09.26

CARS

2画面ディスプレイ、ATレバー廃止 運転環境が大きく進化した新型BMW3シリーズ販売開始

BMWが3シリーズのマイナーチェンジ・モデルの日本導入を開始した。内外装のデザイン変更や装備の充実が図られている。

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シャープでスッキリ

エクステリアはフロントをよりシャープな形状のLED式ヘッドライトとダブルバーを用いた新形状のキドニー・グリルを採用することで、よりワイドに見える造形に変更。リアまわりではテールライトをより細く、水平なラインを強調したデザインに刷新。エグゾースト・パイプはその径を従来の90mmから100mmへと大径化した。



BMW最新のインパネを採用

インテリアでは、BMW・i4などと同じ12.3インチのメーターパネルと14.9インチのインフォテインメント用画面を一体化したカーブド・ディスプレイを導入。また、シフト・セレクターはレバー式からスイッチ式に変更され、シフトパドルが全車で標準装備化された。

ラインナップは、ガソリン車3機種、PHEVとディーゼルが1機種ずつ。156ps/250Nmの「318i」と184ps/300Nmの「320i」が2.0リッター直4ガソリン・ターボ、190ps/400Nmの「320d」が2.0リッター直4ディーゼル・ターボを搭載。システム総合出力292ps/420Nmの「330e」は2.0リッター直4ガソリン・ターボをベースにしたプラグイン・ハイブリッド(PHEV)だ。このほか、374ps/500Nmの3.0リッター直6ガソリン・ターボを積むM340iも設定。320dとM340iは4WDの「xドライブ」、ほかは後輪駆動となっている。全モデルともにトランスミッションは8段ATで、MTの設定はない。



ツーリングはMスポーツのみ

セダンは、318iがベース・グレードとMスポーツ、320iがエクスクルーシブとMスポーツ、320dと330eがMスポーツのみ。ワゴン・ボディの「ツーリング」は318i、320i、320dいずれもMスポーツのみ。M340iはセダンとツーリングの両方に用意される。

価格はセダンが548万〜1040万円、ツーリングが627万〜1067万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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