2022.12.23

CARS

トヨタ・クラウン・クロスオーバーを買うなら、断然本命はこっち! 新開発のパワートレインを搭載したRSモデルに試乗!!

トヨタ・クラウン・クロスオーバーRS

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まずは“G”から登場した新型クラウン・クロスオーバーに新開発のパワートレインを搭載した“RS”が加わった。その走りはどうか。箱根で開かれた試乗会からの報告。エンジン編集部のムラカミがリポートする。

新型レクサスRXにも使われるパワートレイン

1955年に始まる歴史の中で間違いなくもっとも大きな変革を遂げ、見るからにスタイリッシュに生まれ変わったクラウンの傑出したデザインについては、すでに先月も書いた。今月の巻頭特集として「デザイン優先のクルマ選び」というテーマを決めたのも、実は新型クラウン・クロスオーバーの登場がキッカケのひとつになっている。



しかし、その飛び切り新しい革袋の中に入れられた酒の味が、最初に登場したGというモデルに試乗した限りでは決して美味とは言えないものであったことも、私は先月、書かざるを得なかった。切れ味鋭いデザインとは裏腹に、その乗り味は、このクルマが使っているCVT(自動無段変速機)の感触そのままの、ゴム紐がビローンと伸びていくような掴み所のないものだったからだ。

だからこそ、私はどうしても次に出る新開発のパワートレインを搭載したRSモデルに一刻も早く乗ってみたいと願っていたのだ。新型レクサスRXにも使われるそれこそが新しい革袋に入れられるべき美酒なのではないかと大いに期待していたからだ。そして今回、箱根で開かれた試乗会でそれが叶い、乗り始めてすぐに見た目そのままのメリハリの効いた乗り味を持っていることが伝わってきて、これぞ本命だ! と思わず満面の笑みを浮かべてしまった。

スッキリとしたスポーティかつラグジュアリーなデザインでまとめられたインパネまわり。

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