2023.02.04

CARS

とんでもないものを買ってしまった...! 23歳のデザイン・エンジニアが、ホンダS660モデューロXバージョンZを指名買いした理由とは【Z世代が心から叫ぶ「若者だって、クルマ好き!」その1】

尾崎正和さんと愛車のホンダS660モデューロXバージョンZ。

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「久々のMT車に初めての新車。あまりの緊張で手足も震えて、どうなることかと思いました(笑)」

夢にまで見たエスロクとの生活にクルマも身体も馴染んできた頃、走りの良さにも気がついたという。

「何気ないコーナーに差し掛かった時の、あの強烈な人馬一体感は今でも忘れられません。操作に対して遅れることなくスッと曲がり、地面をしっかり掴んでいることがわかるから安心感も抜群。『これは、とんでもないものを買ってしまったな』と、興奮が収まりませんでした」

納車からちょうど1年。1万1000キロをともにしたという。どこがお気に入りですか? と聞くと、

「一番はリアです。テールライトがレンズを縁取るように浮かび上がる造形が堪りません。それに、後方に向かって上に伸びる、側面の2本のラインも気に入っています。ドアを開けるたびに、その美しさにため息が出るほどです」



アプリ開発でも、とりわけ人が直接操作する部分のインターフェース・デザインが専門の尾崎さん。エスロクの使い心地はどうですか?

「コクピット周りの造りにも感心します。必要な操作系は全て目に入り、手が届く。常に触れる部分の手触り感も大好きです。アルカンターラ巻きのステアリングはもちろん、イチオシはシフト・ノブ。夏は熱く、冬は冷たいチタン製のシフトは、形や重さも最高です。毎日心地よく触っていられる質感の良さは、アプリを作るときにも大切にしています」

当初はクルマのことはあまり詳しくなく、とにかくデザインに惚れ込んで手にした愛車。乗ってみたら、走りにまで魅せられてしまった尾崎さんは、最後にこう語った。

「これに乗ると、クルマの動きの基本もエスロクが自然と教えてくれる。だから、クルマへの興味も一段と増しました。デザインで選んだ愛車が、クルマという新しい世界を広げてくれたんです!」

エスロクと共に、これからも次なる景色を切り拓いていくのだろう。

文=村山雄哉(ENGINE編集部) 写真=茂呂幸正

◆【Z世代が心から叫ぶ「若者だって、クルマ好き!」その2】はコチラ!
心をすべて持っていかれた! というアルファ・ロメオ・ブレラを愛してやまない21歳の大学生 その情熱は父親ゆずり!




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(ENGINE2023年1月号)

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