2022.10.09

CARS

証券会社を辞めてポルシェ専門誌の編集者に! 愛する911タルガに19年間乗り続けるオーナーの情熱のポルシェ・ライフとは

2つのポルシェ専門誌に都合28年携わってきた関友則さんが乗る911タルガ(1989年型)。

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新しいクルマもいいけれど、なんだか最近ちょっと古いクルマが気になって仕方がない。今回紹介するのは、2つのポルシェの専門誌に都合28年携わってきたという関友則さんが乗る1989年型の911タルガだ。入手以来19年目になる今こそ、最高の状態だという。自分もレストアしたちょっと古いシトロエン・エグザンティアに乗る、エンジン編集部のウエダがリポートする。

小学生で911ターボに出会って衝撃を受ける

ときは1977年。世はまさにスーパーカー・ブームのまっただ中だった。当時小学3年生の関友則少年の人生は、この時決まってしまった、といっていい。一緒にカブ・スカウトに参加していた友達の家に置いてあったという真新しいシルバーの初代911ターボとの出会いは、それほど衝撃的だった。



こっそり触ってしまったリア・ウイングの黒い部分の柔らかな感触を、45年経った今もしっかり憶えているという。もちろん大人気だった漫画“サーキットの狼”は読んでいて、911の存在は知っていた。でも実車に出会ってからは、ナローやナナサン・カレラすら偽物だ、と思うくらい911ターボに夢中になった。

関少年のクルマ好きはその後もぐんぐん加速していった。大人になって証券会社に勤めると、貯金して現金一括で新車のポルシェを買うぞ、と奮起。しかしさすがに手が届かず、まずは左ハンドルで5段MTのVWゴルフIIIのGLiを購入する。いっぽう学生時代から毎月山のように自動車雑誌を買い漁り、雑誌編集者になりたい、という思いも断ち切れずにいた。憧れの出版社の門をたたくも残念ながら縁はなかったが、膨れあがった思いは収まらず、別の出版社へ転職。なんとそこではまさにその時、ポルシェ専門誌の創刊号を創っている最中だった。そして彼は2号目からこの“ザ911&ポルシェ・マガジン”の編集者となり、晴れてポルシェ漬けの日々がはじまった。

いざ仕事となれば911ターボどころかGT3にもGT2にもカップ・カーにも乗る。新車に限らず中古車にもチューニング・カーにも乗る。その後、別の会社で新たに“911DAYS(ナインイレブン・デイズ)”を立ち上げ、911どっぷりの日々はずっと続いていた。いつかは、と思っていたポルシェへの憧れは、年を重ね、経験を積むごとに変化していく。

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