2023.08.27

CARS

トヨタGRカローラが550台限定で再販売だが抽選は必至! 同時に新色追加と一部改良も実施

2022年12月に「モリゾウエディション」とともに台数限定で販売されたカローラ・ベースのGRバージョンとなる「GRカローラ」の第2回目の販売が開始された。今回も550台が抽選にて販売販売される。

締結ボルトを改良

2回目の販売にともない車両の一部を改良。シャシーでは、フロント・サスペンション・メンバーとステアリング・ギヤボックスの締結に用いるボルトのフランジにリブ形状を追加し、リア・サスペンション・メンバーとボディの締結ボルトでは頭部サイズを22mmから24mmへ拡幅するなど、取り付けるパーツの一部に締結剛性向上ボルトを採用した。



空力も見直す

また空力面では、フロント・バンパー・ダクトの形状を変更。ホイールハウス内の空気の流れを最適化し、操縦安定性を高めた。

今回の改良はスーパー耐久シリーズをはじめとするモータースポーツの現場で得られた教訓を活かしたもので、細部の修正により運転操作に対するダイレクト感とスタビリティを向上している。さらに、今後も同じく競技への参戦を通じて得た知見を進化のために採り入れていくという。



304psのエンジンや4WDはそのまま

エンジンは従来どおり、G16E-GTS型1618cc直3ターボを搭載。304psの最高出力、370Nmの最大トルクをはじめ、基本的には変更は加えられていない。「iMT」と呼ばれる自動回転合わせ機能付きの6段MTや前後トルセン式LSD、前後駆動力配分が3段階切り替え式スポーツ4WDシステムのGR-FOURも第1弾と同じものを用いている。。

今回はモリゾウエディションの設定はなく、グレードはRZのみ。装備類も前回モデルと同仕様となる。ただし、ボディ・カラーにシアンメタリックと呼ばれる明るいブルーを新規で設定。専用内装色のブラック×ブルーと組み合わせる。



特別色50台+通常色500台

販売台数はシアンメタリックが50台、ほか前回と同じ5色の通常色から選べる仕様が500台の計550台となる。販売方法はトヨタ公式ウェブサイトの専用ページからの申し込みのみで、9月11日8時59分まで受け付ける。応募多数の場合は抽選で、応募者へは9月22日に抽選結果がメールで連絡される。商談開始は9月下旬より順次開始し、販売開始は秋頃となる予定だ。

価格は1回目の販売と同じ525万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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