2023.10.30

CARS

マツダ2とCX-3が一部改良で商品アップ ただし、CX-30に続いてCX-3もMTのラインナップを全廃

マツダのBセグメント・サイズのハッチバックである「マツダ2」と同じくSUV版の「CX-3」が商品改良を実施。コネクティッドサービス対応を図るとともに、用品架装パッケージ車と特別仕様車を追加した。

「マツダコネクト」が進化

マツダ2の一部機種とCX-3全機種に「マツダコネクト」を標準装備。センターディスプレイは8.8インチに大型化され、音声と映像のデジタル伝送化による音質と画質向上に加え、コネクティッドサービスに対応する。



グレードを見直し、装備を充実

マツダ2は機種と装備を見直し。「15サンリットシトラス」を廃止し、「15スポルト」、「XDスポルト+」はブラックのルーフ・フィルム、ドア・ミラー、シャークフィン・アンテナをメーカーオプション化し、「XD」はユーティリティ・パッケージを標準装備化した。

また、「15BD」と「XD・BD」に用品架装パッケージ車の「サイ-ファイ」(取付費込11.66万円)を追加。推奨ボディ・カラーのマシーングレープレミアムメタリックとジェットブラックマイカにライムグリーンのアクセントをボディ各所に施した仕様となる。



ディーゼルの出力をアップ

CX-3では1.8リッター直4ディーゼル・ターボの特性を変更。出力を向上させるとともにトルクバンドの拡幅を図った。なお、1.8リッター・ディーゼルに設定されたMTは廃止。これによりCX-3ではMTが選べなくなった。

「15Sアーバンドレッサー」はブラックグロッシー・パッケージを標準装備化。「15Sツーリング」と「XDツーリング」はホイール・カラーやシート・デザインなどを変更している。また、ボディ・カラーはセラミックメタリックに代えてエアログレーメタリックを設定した。



ブラックキャビンの特別仕様車を追加

さらにCX-3には特別仕様車の「ビビッドモノトーン」を設定。エクステリアにはブラックキャビンや光沢塗装のクラッディング、ブラックメタリックの専用18インチホイールを装着。フロント・グリルにはブラッククロームのシグネチャーウイングをCX-3で初採用した。

インテリアはダッシュボードやドア・トリムのソフトパッドにドット模様の青みがあるグレー、空調ルーバーやステッチにはカッパー色を使用。シート生地はスエード調素材のレガーヌと擦れに強い合成皮革を組み合わせ、背面のドットや肩口のラインといったアクセントを加えた。

発売はマツダ2が12月下旬、CX-3が24年2月を予定している。価格はマツダ2が154.88万〜262.24万円、CX-3が227.92万〜343.42万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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