2023.12.18

CARS

荒波を乗り越え、2024年で創立90周年を迎える日産が、記念すべき年を祝う特別仕様車を発表

日産が、2024年に創立90周年を迎えるのを記念した特別仕様車「90thアニバーサリー」を設定する。

1934年にその歩みをスタート

日産自動車は、その始祖である戸畑鋳物株式会社が本格的な自動車生産を手掛けるために設立した自動車製造株式会社の出資社変更とともに1934年に現社名に改名されたのが始まりだ。20世紀最後に経営不振によりルノーと資本提携を結び、今に至るのは皆さんもご存じの通りだ。



まずは5車種に設定

90thアニバーサリー・モデルはジャパンモビリティショー2023で先行展示され、7車種に展開することが明らかになっているが、今回はそのうちの5車種が発表された。

ラインアップは、軽EVの「サクラ」、ミニバンの「セレナ」、EVの先駆けとなった「リーフ」、Bセグメントのベーシック・モデルの「ノート」、ノートをベースにプレミアム路線に仕立てた「ノート・オーラ」。いずれも黒系のホイールとドア・ミラー、日産の電動車を象徴するというカッパー色、いわゆる銅色のアクセントが加えられている。



カッパー色のアクセントに専用の内装

サクラは「X」グレードをベースに、エクステリアにカッパーのルーフサイド・ステッカーを採用。インテリアは耐久性と本革のような質感を兼ね備える合成皮革のテーラーフィットを用いたシートを装備する。価格は265.87万円。

セレナは「eパワー・ハイウェイスターV・8人乗り」がベースで、グリル上部にカッパーのフィニッシャー、室内にカッパー・ステッチ入りの黒い合成皮革シートを採用した。価格は377.96万円。

リーフは、40kWhバッテリーの「X Vセレクション」と、60kWhバッテリーの「e+ X」をベースに製作。フロントバンパーのフィニッシャーはカッパー、シートはクリスタルスエード/レザレットの専用表皮となる。価格は441.21万〜558.47万円。



新型ノートにも設定

ノートはマイナーチェンジしたばかりの「X」と「X FOUR」をベースに、マイナーチェンジで採用したデジタルVモーショングリルと、テーラーフィットのシートのステッチをカッパーとした。24年1月下旬発売で、価格は240.9万〜269.06万円。

ノート・オーラは2WDの「G」と4WDの「G FOUR」をベースに、フォグランプフィニッシャーと、テーラーフィットのシートに施されるステッチがカッパーになる。価格は280.94万〜306.79万円。

このほか、24年春には「エクストレイル」と「キックス」の90周年記念車が発表される予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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