2024.01.08

CARS

夜中にはじめての立ち往生! ヤフオク7万円で買ったシトロエン、天国から地獄へ! 僕は、愛と財力を試されているのか?【シトロエン・エグザンティア(1996年型)長期リポート#29】

2022年9月1日深夜、キャリアカーで運ばれる編集部ウエダのシトロエン・エグザンティア。

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ヤフー・オークションで7万円のシトロエン・エグザンティアを手に入れ、10カ月と200万円かけて修復したエンジン編集部員ウエダの自腹散財リポート。大規模修理から5カ月目。真夏の日々を無事乗り越えたので、今後を見据えていろいろと整備を実施。これで絶好調、と思っていたら、そのわずか1週間後にトラブルが発生!?

真夏のできごと

手を入れて、調子が良くなって、エグザンティアがもたらす天国を満喫……しているまっただ中に、いきなりトラブルで地獄行き。このリポートは元々エンジン本誌の「フランス車の天国と地獄」という巻頭特集からはじまったのだが、納車直後の足まわりの硬化問題に続いて今回もまさにそういうお話である。ときは2022年の夏にさかのぼる。いささか季節外れの内容となることをご容赦頂きたい。



春に再入庫はしたものの、その後エグザンティアは5カ月で約6000kmを走破した。1カ月あたり平均1200kmほどというなかなかのペースだが、問題は一切出なかった。

26年前のクルマで、外気温計が連日40度を越すような酷暑の中で、家族や荷物を載せて毎日のように走り回っても、何も起こらなかった。東京湾アクアラインで事故渋滞に巻き込まれ、数時間炎天下の中で微動だにしなかったこともあったけれど、アイドリングはずっと安定。クーラーは想像よりもずっとよく効き、家人から文句が出ることもなかった。



お盆には長野県や愛知県にも遠征。久しぶりに会う家族を満載しても、エグザンティアはしなやかに駆け回り、僕の面目を見事に保ってくれた。ただこの移動中、狭い駐車場で隣のクルマからのドアパンチを目の当たりにしてしまった!

全塗装から間もないこともあってさすがに悲しかったけれど、先を急いでいたし、丁寧に謝罪してくれたし、これも今後のネタになるかと諦めた(しかし後から当たったところがなんとパテを入れたちょうど真上ということが発覚し、簡易な修復は断念)。

5カ月間の災難といえば、このドアパンチくらい。エグザンティアは、本当に優秀な僕の日々のパートナーとして、日々活躍してくれたのである。

細々とした整備を依頼

しかし愛知県からの帰り道、暗い深夜の高速道路でフォグ・ランプが点灯しなくなったのをきっかけに、少々駄々をこねはじめたようだった。このフォグに続いてフロント・ウインドウの助手席側ウォッシャーも出なくなった。

点検してみると、フォグ関連のリレーやヒューズに異常はない。電球自体は大規模修復時に代えたはずだから、おそらく球がハズレだったのだろう。運転席側のウォッシャーのホースはと見れば、くたびれて外れかけ、ぽたぽた漏れていた。ふと横を見ると、ボディとボンネットを繋ぐアース線もボロボロで、片方はいまにもちぎれそうだ。



まぁでもこれらは故障やトラブルというよりも、初期不良や経年劣化というべきか。ただ、以前も報告したが、2000回転前後でジリジリリリ、カリカリリリ……という鈴虫が鳴いているような異音は出続けていた。100km/h前後の、ちょうど高速道路だと巡航速度付近で鳴るので、長時間乗っているとなかなか耳障りである。

フォグ・ランプは球を自分で代えようかと思ったけれど、ウォッシャー修理もあるし、アース線の修復もある。この鈴虫も退治したい。エンジンや変速機をオーバーホールして間もないから、そろそろ一度油脂類も交換しておいたほうがいい。

こうしてお盆休み明けに、エグザンティアは主治医のカークラフトへ入庫。夏の疲れを癒やしてもらうことにした。

なおエグザンティアのヘッド・ライトは現代の路上においては暗く、まるで闇夜の提灯のようなので、一度はLED化の検討はした。けれど点灯時の雰囲気が大きく変わるのは避けたかったので、今のところハロゲン球のまま運用している。ただ今回のフォグ・ランプ球交換のついでに、白色から黄色い電球への交換だけオーダーしておいた。ちょっと古いシトロエンには、イエロー・ランプがよく似合う。

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