2023.12.29

CARS

多くの名機が次々と姿を消す 【主筆ライター関が選ぶ、2023年の10大ニュース、第3位】

2023年も試乗記をはじめ、ライバル比較やクルマ好きの著名人のクルマ人生を紐解く企画など、数多くのクルマ関連記事を取り上げてきた「ENGINE WEB」。その中で新型車紹介を軸にする「自動車ニュース」は450本以上を製作してきた。そんな自動車ニュースの中から2023年の10大ニュースを主筆を務めるのが関 耕一郎氏に選んだもらった。第3位になったのはこのニュースだ。

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エンジン生産終了の報が続々届く

私がENGINE WEBで2023年に書き起こした約460本の自動車関連ニュースから、気になる10本をピックアップ。3位は、慣れ親しんだエンジンの生産終了に関する数々の発表だ。



ベントレーの代名詞も2024年まで

2023年2月にベントレーは2023年一杯で、W12エンジンの受注を終了すると発表した。V型より短い全長に同じ気筒数を収めるW型エンジンはVWグループの複数ブランドで採用されたが、いまやW12はベントレーの看板ユニットと言ってもいい。しかし、その生産は2024年4月で終了し、製造ラインはハイブリッド用のV6とV8に割り当てられるという。

9月には、ジャガーが内燃機関を積むスポーツ系とセダン系、すなわち「Fタイプ」と「XF」&「XE」の受注終了日を発表。受注分の生産は2024年に完了する。

ボルボも9月にディーゼルの全廃を宣言。すでに2022年に内燃エンジン開発からの撤退を完了しているが、ほんの数年前にはディーゼルが販売の大半を占めていたことを考えると、なかなか急進的な決断だと言える。



独特のビートが魅力のツインエアも終了

そして10月、フィアットが「500」と「パンダ」の主力ユニットだった0.9リッター2気筒ターボのツインエア・エンジンの13年間にわたる生産を終了した。日本では1.2リッター直4はまだ入荷予定があるものの、ツインエア・モデルは在庫のみの販売となり、主力はBEVへと移行する。

つい最近、500のツインエア・モデルで峠をドライブする機会があり、独特のビートを刻む2気筒の愛らしさを再確認した。電動化は避けられない流れかもしれないが、一抹の寂しさを感じずにはいられない。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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