2024.01.02

CARS

このクルマは物理の法則の外にいる! 「限界域を垣間見ることすら難しい」フルモデルチェンジしたメルセデスAMG GTに自動車評論家の島下泰久が試乗!!

メルセデスAMG GT 63 4マチック+クーペ

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SLとコンポーネンツを共用することで、小さいながら後席を備えることになった新しいGT。その走りはどのように変化したのかを、ポルトガルのワインディング・ロードでテストした。モータージャーナリストの島下泰久が国際試乗会から報告する。

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大転換を遂げたAMG GT

2014年の初代のデビューから9年。メルセデスAMG GTがフルモデルチェンジを行なった。この2世代目GT、実はコンセプトを大幅に変えての登場となる。



まず大きいのは、従来の2シーターから2+2レイアウトへの変更だ。推奨身長150cmまでという小ぶりなシートだが、役立つ場面は少なくないだろう。またバックレストは一体で前倒しできるから、かさばる荷物も積み込みやすい。

そのため全長は従来より180mmほども大きい4728mmにも達している。おかげで従来の典型的なロングノーズ・ショートデッキのフォルムは、少し落ち着いた印象のものになった。おそらく、この見た目の面でも間口は広がることになるだろう。

とは言え依然として長いノーズの下に収まるのはおなじみV型8気筒4リッターツインターボ・エンジン。マイルド・ハイブリッドなどを組み合わせない純内燃エンジンである。ただしパワートレインに関しても、従来のトランスアクスル・レイアウトのFRレイアウトから、フルタイム4WDへと大転換を遂げている。

インテリアはフローティング・タイプの大型液晶をはじめ、基本的にはSLと共通となる。いかにもスポーツカー然とした先代に比べ、ぐっとGT色が強くなったといえる。走行モードに応じてサポート性を自動で切り替えるパフォーマンス・シートはオプション設定




要するに新しいAMG GTは、ハードウェア的には、メルセデスAMGの開発となったSLと非常に近しいものになったわけだ。それなら走りもあんな感じ……と、思わず想像してしまったが、ポルトガルで開催された国際試乗会でステアリングを握った印象は、それとはまったく違ったものだった。率直に言って、それは嬉しいサプライズだったのだ。

試乗車はメルセデスAMG GT63 4マチック+。スペックは最高出力585ps、最大トルク800Nmと、SL63 4マチック+とまったく変わらない。

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