打倒BMW M3ツーリング＆アウディRS4アバント　メルセデスAMG C63に680psのスーパーワゴン追加

著者をフォロー
記事を保存

全ての画像を見る

先日発表されたセダン・モデルに続き、メルセデス・ベンツCクラスの最速最強モデルとなる「メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス」にワゴン・ボディの「ステーションワゴン」が追加された。

エクステリアはAMG専用

エクステリアはセダン同様、エアアウトレット付きボンネットやハイグロスクロームの縦ルーバーが入った「パナメリカーナ」と呼ばれるAMG専用グリルなどを備える。この変更にともない通常のCクラスより全長が80mm、ホイールベースが10mm大きくなっている。

80mmのワイドフェンダー

ボディ・サイドでは80mmワイド化されたフロント・フェンダーに専用エンブレムを設置。20インチ鍛造ホイールやマットクロームのサイドスカートもセダンと共通するアイテムだ。

リアはAMGパフォーマンス・スポイラーリップと赤い縁取りのエンブレムを装備。リア・エプロンはハイグロスブラックとマットクロームの組み合わせで、AMG特有の台形4本出しテールパイプが備わる。

インテリアにはグリップが太いナッパレザー巻のステアリング・ホイールやナッパレザーのスポーツシート、パノラミックスライディングルーフを標準装備。ステアリング位置は右のみの設定だ。

0-100km/h加速はセダンと同じ3.4秒

エンジンはセダンと同じ、モーターアシスト付きターボを備えた2.0リッター直4で、リアには電気モーターと2段AT、電子制御LSDを組み合わせたドライブ・ユニットを搭載。駆動方式は4WDで、6.1kWhの自社製駆動用バッテリーにより15kmのEV走行も可能だ。システム全体では680ps/1020Nmを発生し、0-100km/h加速はセダンと同じく3.4秒をマークする。

サスペンションは電子制御のアダプティブ・ダンパーを採用。操舵系には後輪操舵を標準装備する。ブレーキはフロントが6ポット固定キャリパーにドリルド加工のベンチレーテッド・ディスク、リアが1ポットのフローティング・キャリパーにベンチレーテッド・ディスクの組み合わせだ。

価格は1711万円となっている。