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2025.06.11

CARS

「内外装のデザインは時代に敏感なセンスに溢れている」自動車評論家の島崎七生人、西川淳、佐藤久実が試乗した商品力抜群のSUVとは？

ENGINE編集部

島崎さん、西川さん、佐藤さんが試乗したのは韓流スターも真っ青のBEVだ。

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「BEVの教科書」佐藤久実

「 BEVの教科書」みたいなクルマ。バッテリー、モーター、充電、走り、スペース、装備機能に至るまでオールマイティな性能がギューーッと詰め込まれているところがスゴイ！

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西湘バイパスでは回生を一番弱くして、転がるようなドライブ・フィールを堪能。そして箱根ターンパイクでは回生を最強まで強めワン・ペダル・モードに。ほぼブレーキを使うことなくアクセル・ペダルのコントロールのみでワインディングすら走れてしまう。

前席には電動式のオットマンも装備される。

さらに、BEVならではの低重心によるハンドリングも抜群に楽しい。一般道では乗り心地の良さや静粛性が際立つ。ウィンカーを出すとインパネに後方視界が映し出されるし、車線逸脱などは音でなく視覚的なウォーニングで煩わしさを感じずに安全性能の高さを実感できる。

フラット・フロアにゼロ・グラビティ・シートで快適な室内空間は、乗員の快適性のみならず、停まっている時も最高のプライベート空間になる。充電効率よく航続距離も長く、BEVのストレスが最小限なのもスゴイ!!

ヒョンデ・アイオニック5ラウンジ

アイオニック5は日本で販売されるヒョンデのBEVラインナップ3兄弟の中で最上級モデル。特徴的な外装デザインは今でも新鮮な印象を受ける。全長×全幅×全高＝4655×1890×1645mm。ホイールベース＝3000mm。車両重量＝2170kg。車両価格＝613万8000円（ラウンジAWD）。バッテリー容量＝84kWh。一充電走行距離＝616km。最大出力（前/後）＝100ps/244ps、最大トルク＝255Nm/350Nm。

写真＝山本佳吾／茂呂幸正

（ENGINE2025年4月号）
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