2025.04.27

CARS

「これを都会の足にしたら意外と悪くないのでは」と藤野太一(モータージャーナリスト)が感心したコンパクトカーとは?

藤野太一さんが乗ったのは、ミニJCWカントリーマンALL4、BYDシールAWD、ジープ アベンジャー・アルティチュード、キャデラックXT4、アルピーヌA110 GTの5台

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今年も乗りまくりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。各メーカーがこの上半期にイチオシする総勢33台の輸入車に33人のモータージャーナリストが試乗! 

藤野太一さんが乗ったのは、ミニJCWカントリーマンALL4、BYDシールAWD、ジープ アベンジャー・アルティチュード、キャデラックXT4、アルピーヌA110 GTの5台だ!

ミニJCWカントリーマンALL4「
新ジャンルのミニ」

ミニ史上最大と聞いていたけれど、全長4.5m以内、全幅1.85m以内と日本の道にちょうどいいサイズだ。

歴代のミニに乗り継ぎ、現在の愛車は最終型のクラブマン(とマクラーレン600LT)という同乗者のSさんは布地のようなトリムやミニのアイコンともいえるトグルスイッチ、そして有機ELになった円形のセンター・ディスプレイをまじまじとチェックしている。「全体的に洒落た雰囲気ですよね。使っている素材の質感も高いし、センターのディスプレイも映りがとてもきれいですね」と第一印象を語る。

ミニJCWカントリーマンALL4

動き出しの滑らかさ、ボディ剛性の高さ、直進安定性のよさがステアリングを通して伝わってくる。箱根ターンパイクでドライブモードを「ゴーカード・モード」(いわゆるスポーツモード)に切り替え右足に力を込めるとSさんは「ほほぉ」とひと言。JCWの名は伊達ではない。とはいえかつてのじゃじゃ馬のような雰囲気は皆無。「やはり最新型は洗練されていますね」という言葉に相槌をうつ。新世代、新ジャンルのミニなのだと思った。

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