2025.04.27

CARS

「これを都会の足にしたら意外と悪くないのでは」と藤野太一(モータージャーナリスト)が感心したコンパクトカーとは?

藤野太一さんが乗ったのは、ミニJCWカントリーマンALL4、BYDシールAWD、ジープ アベンジャー・アルティチュード、キャデラックXT4、アルピーヌA110 GTの5台

全ての画像を見る

advertisement


BYDシールAWD「すべて揃っている」

180度回転するセンター・ディスプレイを見ながら、「地図などはうちのクルマよりもいいかもしれない」と同乗者のUさん。AMG GT4ドアクーペとGLCクーペを所有するメルセデス愛好家でBYDは初体験という。

最新のインフォテイメントをはじめ質の高いインテリア、バッテリーメーカーゆえの600kmに迫る航続距離、それでいて605万円というプライスタグは魅力的にみえる。実際にステアリングを握ってみても、バッテリーとボディとを一体化した独自技術が功を奏してか、ボディ剛性高く、重心は低く、かつ前後重量配分はほぼイーブン。箱根ターンパイクのコーナーをまるでスポーツカーのようにクリアしていく。

BYDシールAWD

助手席のUさんから「いまの電気自動車に必要なものはすべて揃っているのかなと。でも強いていえば、BYDだからこそというものは感じられませんでしたね」と鋭い指摘が入った。しかし、裏を返せばほぼ違和感のない乗り味を実現しているともとれる。ここにBYDとしての個性が表現できるようになったならば……。

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement