2025.04.27

CARS

「これを都会の足にしたら意外と悪くないのでは」と藤野太一(モータージャーナリスト)が感心したコンパクトカーとは?

藤野太一さんが乗ったのは、ミニJCWカントリーマンALL4、BYDシールAWD、ジープ アベンジャー・アルティチュード、キャデラックXT4、アルピーヌA110 GTの5台

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キャデラックXT4「非ドイツ車系の人にこそ」

「今はこういうのが当たり前なんですかね」。湾曲した33インチで9Kという高解像度のLEDディスプレイを眺めながら、助手席でつぶやいている。フェラーリ360をはじめアルファ・ロメオGTVなど、少し古いイタリア車を愛するHさんにとって最新のアメリカ車は未知との遭遇らしい。

キャデラックXT4

そもそもキャデラックは世界に先駆けて先進技術を採用してきた歴史がある。またWECやIMSAなどレース活動も積極的に行っている。このXT4もインフォテインメントをはじめ最新ADASが備わり、またツインクラッチのAWDシステムに減衰力可変式のアクティブ・スポーツ・サスペンションと走行性能も欧州のプレミアム・ブランドに遜色ない。

ものは試しに箱根ターンパイクを駆け上がってみたところ「コーナリング感覚はとてもスムーズで、このあいだ試乗したBMWに近い」とHさんも認識を新たにしたようだった。Hさんのような非ドイツ車愛好家にこそ最新のキャデラックのことをもっと知ってもらいたいと思った。

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