2025.03.31

CARS

6年間の集大成 GRスープラの通常販売モデルも最後の改良を実施 トップ・グレードRZの走りを強化

トヨタが「GRスープラ」を一部改良。3.0リッター直6モデルの「RZ」グレードの走行性能を引き上げることで、さらなる一体感のある走りを追求。市街地やワインディングのみならず、サーキットも楽しめる性能を目指した。

カーボン製のダックテール

エクステリアは、ダックテール・タイプのカーボン製リア・スポイラーやフロントのホイールアーチ・フラップを追加し、前輪スパッツの高さを拡大。空力性能を最適化し、接地性とハンドリング性能を高めた。ホイールはマットブラック塗装を施している。



ジオメトリーも変更

シャシーはアンダーステアを抑える設定に変更し、ハンドリング改善を図った。電子制御ダンパーの特性と前後キャンバー角を見直し、フロント・スタビライザーを強化。前後スタビライザー・ブラケットはアルミの強化品に変更、フロント・コントロールアームのブッシュとリア・サブフレーム・マウントは強化ゴム仕様としている。

ブレーキはフロントには大径化したブレンボ製を採用し、ボディはリアの床下ブレースの構造を変更してボディ剛性を向上。さらに、電動パワーステアリングやアクティブ・ディファレンシャルの制御を最適化した。



アルカンターラ+本革表皮

インテリアは、運転席シートにGRロゴを刺繍したアルカンターラ+本革表皮を使用。シートベルトやMT車のシフト・ノブのリングとステッチはレッドとした。

トランスミッションは6段MTと8段ATを設定。価格はMT車とAT車いずれも800万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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