2025.08.10

CARS

「クルマはコタツみたいなもの」と言うダンカン(タレント/俳優)さんは、なぜ三菱パジェロとスズキ・エブリイワゴンを大切にしているのか? 読めばわかるコタツの理由

名バイプレイヤーとして映画やTVドラマに引っ張りだこのダンカンさん。子供の頃に乗ったクルマ、TV番組で当たった三菱パジェロ、そして2014年に他界した奥さんの軽自動車など、クルマと家族の思い出を語ってくれました。

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空冷エンジンのスバルR-2

ダンカン少年の目の前には嬉しそうな父とスバルR-2があった。

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スバル360の後継として発売されたスバルR-2はホイールベースが伸ばされ、大人4人が無理なく乗れるようになったことがウリだった。

「父が運転、助手席に一番下の子を抱いた母、後席に子供たち3人。子供は2人で大人1人分だから定員オーバーじゃないね、とか言っていたのを覚えてます」

ダンカン少年が楽しみにしていたのは、そのクルマで駄菓子屋の問屋へ行くことだった。

「祖母が駄菓子屋をやっていたんです。父が祖母を乗せて問屋へ行くときに連れていってもらいました。問屋へ行くと“坊や、このおまけ持っていきな”といろいろお土産がもらえて。それがすごく楽しみでした」

空冷エンジンのスバルR-2がトコトコと街を走り、駄菓子屋に半ズボンの小学生たちが集まっている。私が子供だった頃の昭和の風景が頭に浮かんだ。

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