2025.10.13

CARS

車重1277kgは、まるでコンパクトハッチのような軽さ! 750Sほか3台のマクラーレンに一気乗り!!

サーキット級のパフォーマンスを公道でも楽しめるマクラーレンのスーパースポーツ、750S。車両価格は4170万円。

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新車で買えるマクラーレンのクルマ3台に軽井沢で試乗した。軽量なハイパフォーマンス・カーの作り手として他社の追随を許さない、マクラーレンの乗り心地は? エンジン編集長のナガノがリポートする。

カーボンモノコックの先駆け

「軽量なハイパフォーマンス・カーをつくることのできる技術力においては、我々の右に出るものはいない、と自負しています」



今年3月に来日したマクラーレンのチーフ・コマーシャル・オフィサー、ヘンリク・ウィルヘルムスマイヤー氏が本誌インタビューで語っていたとおり、軽量化、とりわけカーボンファイバー素材にここまでこだわるメーカーはマクラーレンを置いて他にない。同社が世界で初めて、カーボンファイバー製モノコックを採用したF1マシン、MP4/1を導入したのは1981年シーズンでのこと。速さのみならず安全性をも担保する特別な素材として独自の研究・開発を重ね、現在はロードカーを含むすべてのモデルにカーボンモノコックを標準採用する。



だが、実際のところレースカーのDNAをロードカーに落とし込んだ、軽量なハイパフォーマンス・カーとはいかなるものなのか? 昨年9月にエンジン編集長に就任したものの、その実力を試したことはなかった。絶好の機会が訪れたのはつい先日。現在、日本で購入できる新車の乗り比べができる“マクラーレン フルラインナップ試乗会”が軽井沢で開催されたのである。さっそくエンジン副編集長サトウとともに現地へ向かった。

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