2025.10.08

CARS

まってたぜ! 15年ぶりの新型日産リーフに試乗 “見た目も中身も”大進化したEVの実力をチェック

日産追浜工場のグランドライブで試乗したのは日産リーフの日本仕様グレードの B7 Xだ。

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日産リーフが、ついに第3世代へと進化した。その静けさ、力強さ、そして新しい魅力を、エンジン編集部の佐藤玄が、日産追浜工場にあるグランドライブで確かめた!

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2010年に初代モデルが登場してから15年。日本のEVを象徴してきたこのクルマが、ついに3代目としてフルモデルチェンジを果たした。時代の流れとともに多くのライバルが登場し、EVのパイオニアでありながら、一時は存在感が薄れた時期もあった。そんな中で今回のフルチェンジで示したのは、原点を守りながらも、再び手の届くEVの旗手として存在感を取り戻そうという強い意志だった。

洗練されたクロスオーバースタイルに刷新

追浜工場のテストコース「グランドライブ」に立つと、コミュニケーションカラーのルミナスターコイズをまとった新型リーフが出迎えてくれた。全長4360mm、全幅1810mm、全高1550mmというクロスオーバースタイルだ。ファストバック調の伸びやかなシルエットと、閉じたグリルを中心としたフロントデザインは、現代EVらしいクリーンな印象を与える。

ボンネットの横からリアフェンダーに走るプレスラインが力強さを生み、そしてブラックアウトされた水平基調のリアが安定感を生み出している。全体としてはハッチバックからSUV的な姿へと進化した印象で、担当エンジニアによれば、このデザインはトレンドからではなく空力性能を追求した結果とのことで、クラスのトップレベルのCd値0.26を誇るという。「すごくカッコよくなったな」というのが素直な第一印象だ。




上質感が増したキャビン 調光ルーフが開放的!

ドアを開けてキャビンに身を沈めると、内装の進化に息をのむ。インストルメントパネルは横に広がり、中央の大型ディスプレイが象徴的に配置されている。質感は大きく向上し、金属調の加飾やソフトパッドが落ち着きと高級感を演出。さらに調光パノラミックガラスルーフが採用され、ボタンひとつで透明度を調整できる。これが開放感につながり、とても居心地の良いキャビンを演出してくれている。





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