2026.01.13

CARS

この春発売! 新型マツダCX-5を開発主査とチーフ・デザイナーが語る!【東京オーロサロン2026】115mmの全長アップは後席と荷室のために!?

新型マツダCX-5(新色ネイビーブルーマイカ)と開発主査の山口 浩一郎さん

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カッコいいけど使える!


新型CX-5の魅力を次々と誇らしくアピールする山口主査だったが、その一方で、主査の構想を形に落とし込むのにはかなりの苦労が伴ったとチーフ・デザイナーの椿 貴紀氏はいう。

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椿氏(以下、同)「サイズの拡大、特にホイールベースの延長はプロポーションに大きな影響を与えます。最初のパッケージは、とてもCX-5とは言えないものでした。CX-5らしさは『スポーティなスタイリング』と『機能性の充実』の両立。言い換えれば『カッコいいけど使える』です。そこで、サイドビューの縦横比率を保ったままサイズアップを図りました」

実際に、115mm延長された全長・ホイールベースに合わせるように、エンジン・フードの高さは従来型より50mm高くなり、CX-60とほぼ同じになった。ヘッドライトには階段状のデイタイム・ランニング・ライトを搭載し、主配光は中心に寄せることで目ヂカラも強まり、ひとクラス高いモデルのような存在感も生まれた。



一方で、ボディ全体のフォルムはシンプルになった。キャビンを取り囲むキャラクター・ラインはヘッドライトから左右のドア上部を通り、テールランプ上部につながる1本に集約。スッキリしたデザインにすることで、都会やフォーマルなシーンにも溶け込めることを目指したそうだ。



外観にあわせて、内装もシンプルでモダンなデザインに変化。

「最大の特徴は、ドア・トリムからインパネに続く水平のラインです。ステアリング・ホイールには内燃機関モデルとしては初の英字ロゴを入れて、車両の姿勢変化や舵角を分かりやすくするという狙いもあります」



内装のもうひとつのトピックは、白×黒ツートーンのシート・カラーが新設定されたことだ。

「インパネ周りの水平ラインと同じ高さで分けています。汚れやすい部分は黒にして使い勝手良く、しかしシートに座れば明るいインテリアが目に入ります」



このインテリアは、新設定されたボディ・カラー(ネイビーブルーマイカ)とのコーディネーションがイチオシだという。ネイビーブルーマイカは従来の類似色より塗装のフレークを細かくしたことで、ソリッド感が深まった(メイン画像車両)。


(従来型のディープクリスタルブルーマイカ(左)と新色のネイビーブルーマイカ(右))

とはいえ、CX-5に積極的に興味を持つ読者の多くが気になるのは、やはりその走りだろう。今回のトークショーは主にデザインの話題で持ち切りとなったが、パワートレインも新開発のマイルド・ハイブリッド・システムや、遅れて登場予定のストロング・ハイブリッドなど期待大だ。

主査の山口氏は最後にこう締めくくった。

「CX-5はいつの時代も、新しい考え方やアプローチを求められるクルマです。この新型も、各領域のバランスを整えただけでなく、それぞれをブレイクスルーして、新しい価値を生み出すことにチャレンジしました。多くのお客様の日常の生活のなかで、その価値が分かるクルマになっていると思います。ぜひ走りも含めて体感してほしい。ご期待ください」

日本仕様車の導入は今春予定。近く、実車に触れられる日を楽しみに待ちたいと思う。



文・写真=村山雄哉(ENGINE編集部) 写真=神村 聖、マツダ

(ENGINE WEBオリジナル)

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