2026.02.25

CARS

完熟の北欧エステート「ボルボV60クロスカントリー」がついに最終章へ【200台のみ】“クラシック・エディション”という賢者の選択

いよいよ「ボルボV60クロスカントリー」にも最終型の証“クラシック”が登場!

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ボルボの歴史において “クラシック”の称号が与えられるモデルには特別な意味があるとされる。それは単なる最終型のネーミングではなく、いわば長年磨き上げられた技術とノウハウが集積された完成形の証明だからだ。

28年間続いた「クロスカントリー」の最終形


2026年2月20日、ボルボ・カー・ジャパンは「V60クロスカントリー・ウルトラB5 AWDクラシック・エディション」を発表した。



ボルボにおけるステーション・ワゴンの歴史の中でも“クロスカントリー”の系譜は、1998年に登場した「ボルボV70 XC」に端を発する。エステートの洗練とSUVの機動力を融合させたこの独創的なカテゴリーは、四半世紀以上にわたり、アウトドア・レジャーや自然を愛する大人たちの相棒であり続けてきた。



現行の第2世代「ボルボV60」は、2018年のデビュー以来、同社の中核を担ういわばスタンダード・モデルとして愛されてきた。そのモデル末期に投入された今回の“クラシック・エディション”は、一つの大きな区切りともいえる。



ボルボにおける“クラシック”と名の付くモデルは、かつての「240」などでもそうであったように、熟成と、その価値の最大化を意味しているのかもしれない。つまり長らく生産されたことによる高い信頼性を備えるいっぽうで、人気のオプションや装備を盛り込みつつ戦略的なプライシングがされているのである。



実際、限定200台となるこの特別仕様車は、魅力的な装備が標準化されている。具体的には、チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフ、専用デザインの19インチ・アロイホイール(8J/ダイヤモンド・カット・ブラックの5ダブル・スポーク)、そして厳選されたクリスタル・ホワイト、ブライト・ダスク、フォレスト・レイクの3色のボディ外装色と、テールゲートの“クラシック”エンブレムだ。



またこの「V60クロスカントリー・ウルトラB5 AWDクラシック・エディション」は205mmという最低地上高を確保しながら、全高を1505mmに抑え、雪道やオフロードにおける走破性と、都市部の立体駐車場を難なく利用できる便利性を兼ね備えているところも魅力的だ。パワートレインは、2リットル直列4気筒ターボにマイルド・ハイブリッドを組み合わせた“B5”で、8段ATを介して4輪を駆動する。



ボルボでもSUVが主流となって久しいが、その中であえてエステートの“クロスカントリー”を選ぶ。それは、単なる懐古趣味ではなく、機能やスタイル、そしてボルボというブランドの歴史に対する深い理解に基づいた、極めて知的な選択といえるだろう。

台数は200台のみで、価格は819万円。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)
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