
往年のロータスF1マシンのカラーリングを模したエリーゼの限定車が発表された。トヨタ製の1.8リッタースーパーチャージド・ユニットを搭載するスポーツ220Ⅱがベースで、4種類の特別なエクステリア・カラーと、コーディネートされたシートとドアのインナー・パネルを採用している。
モチーフとなったのは、エマーソン・フィッティパルディが1972年に5度の勝利を得た、いわゆるJPSカラーのタイプ72D、グラハム・ヒルが1968年に走らせたゴールド・リーフ・カラーのタイプ49B、ナイジェル・マンセル、エリオ・デ・アンジェリス、そしてマリオ・アンドレッティが1980年にレースをしたタイプ81、そして先日亡くなったスターリング・モスが、ちょうど60年前の1960年にロータス初のF1ポールポジションと初勝利を得たタイプ18。合計100台の限定で、価格は759万円。5月より生産を開始し、デリバリーは11月を予定しているという。








文=上田純一郎(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年7・8月合併号)
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