湯島の路地の日本家屋が、甘味割烹「湯島 廚 菓子くろぎ」としてオープン。割烹さながらの臨場感を楽しみながら、最高に贅沢な甘味をいただく。
予約困難店として知られる日本料理店「くろぎ」が、湯島の「天神下」の交差点から徒歩数分の路地に、甘味割烹「湯島 廚(くりや) 菓子くろぎ」をオープンした。レトロな日本家屋は、2017年まで「くろぎ」が営業していた建物。扉を開けると、白木のカウンターに立つ白衣姿のスタッフが顔を上げ、爽やかな笑顔で迎えてくれる。その様子はまさに割烹のようだが、甘味割烹という通り、主役は作りたての甘味だ。
メニューは菓子2種と飲み物1種を選べる「廚菓子セット」(2800円)と、“和のアフタヌーンティー”をイメージした「甘味割烹」(4200円)の2種類。後者の「甘味割烹」では、菓子(2種)の前に「焼き胡麻豆腐」と「赤飯膳」も楽しめる。香ばしくとろりと焼かれた「焼き胡麻豆腐」は、本店「くろぎ」の名物料理。出汁巻き卵や牛しぐれ煮など4種を盛り合わせた「赤飯膳」も「くろぎ」の監修とあり、端正なおもむきだ。
菓子の1品目は、「かき氷」(常時4種類)または「練りたて温蕨もち」の二択(+600円で両方選択可能)。「かき氷」は、秋冬は柿や金柑など、季節の果物で作ったソースを氷の中にもしのばせた、贅沢な仕立てが特徴だ。一方、「練りたて温蕨もち」は、本わらび粉と水で練り上げた蕨もちに自家製の深煎りきな粉をかけ、黒蜜を添えたもの。
2品目の菓子として出される「季節の生菓子」は、作りたての「栗きんとん」など。季節感あふれる生菓子には、福寿園の抹茶が供される。
清藤亮佑店長いわく、店名の「廚」という字には、職人の手仕事を大切にする世界観を託しているとのこと。入り口側にある白木のカウンターの席は、職人の手仕事を目の前で楽しめる特等席だ。
■湯島 廚 菓子くろぎ
東京都文京区湯島3−35−1 ℡.03-5817-8121 営業時間 11:00~19:00 水曜定休
文=小松めぐみ(フード・ライター)
(ENGINEWEBオリジナル)
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