2021.09.26

CARS

【第4位】BMWアルピナB3&D3Sが堂々4位! 2021年版エンジン・ホット100の台風の目!!


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一方で松田さんは「ON(パワー・ドライビング)でもOFF(普通に流して)でも、ドライブしているリアリティがある。とにかくアルピナB3のステアリングを握っていると楽しい。コンフォートなのにレーシー。そして上品だ」と、両者共に高い次元での快適性とファン・トゥ・ドライブの両立を高く評価している。

またアルピナらしさといえば、デコラインを省いてしまえば、おそらく多くの人は普通のBMWと見分けることができないであろうアンダーステイトメントさにある。



金子浩久さんは、「ボディがBMW3シリーズというところが良い。見た目で目立つ必要もないし、実用性の高さを確保しつつ性能と極上のタッチを両得できる」と述べ、岡崎五朗さんは「滅法速い。が、エンジン特性にも乗り心地にもハンドリングにも外観にも内装にもどこにもトゲがない。舌の肥えた人にはたまらない1台」と表現している。

B3はリムジン(セダン)だけでなく、ツーリング(ステーションワゴン)もまた魅力的だ。渡辺敏史さんは「M3&M4と似たような価格帯にあって性格はかつてなく真逆。B3ツーリングは敢えてこっちと選びたくなる魅力がある」という。

西川淳さんは「今真剣に買いたいと思っているのがB3リムジン。ロールスロイスが作った3シリーズみたい。クルマ好きが一度は試しておくべきビーエム」と太鼓判を押す。

どうやらアルピナには、食通を虜にする秘伝のレシピがあるようだ。食わず嫌いも、ぜひご賞味あれ。

文=藤野太一 写真=柏田芳敬(メイン)/茂呂幸正(エンジン)/神村 聖(リア)

(ENGINE2021年9・10月号)

【エンジン・ホット100ニューカーズ!】上位20位に選ばれたクルマはこちら

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