2021.12.17

CARS

ゲレンデヴァーゲンで息子キャンプ! メルセデス・ベンツG500Lに乗るオーナーの深淵なるカスタムの世界


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ルーフラックは海外から直輸入

「屋根のラックはフロントランナーのもの。南アフリカ発祥のオフロード用のパーツメーカーです。アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・中東など世界中で愛用されている。これはインターネットで南アフリカから購入しましたが、通関もすぐ終わり、なんと3日で到着しました」

そして屋根の上に鎮座するテントは米シアトル発祥、MSRのアドバンスプロ2。オールシーズン対応のアルピニスト用テントだ。

「ラックもちゃんと測ったので、ジャストサイズ。ちょっと見晴らしはいいけれど、テントに入ってしまえば景色はいつも同じですよ。夜、ハシゴを降りてトイレに行くのが、ちょっと面倒です(笑)」



キャンプ歴は高校時代からだそうだ。行かない時期もあったが、十数年前から息子たちとキャンプをするようになり、この2004年式のG500Lを約4年前に手に入れた。

「やっぱり初代のW460もいいけれど、実際に走るには、ちょっと遅い。ちゃんと走るなら高年式のW463がいい。手に入れたときは走行7万kmで、現在12万km。もともとボディの色はシルバーでした。それをアストン・マーチン純正の“チャイナ・グレー”というカラーで、オール・ペイントしました。そもそもこういうクルマは洗わないのがカッコいい。基本、洗わない主義です。余談ですが、なにかの本で、クルマは洗うとボディが傷むという記事を読みました。ものすごく汚れて、クルマに触ると手や服が汚れるというころになると、だいたい大雨が降ってくれる。洗車いらずです(笑)」

ひとえに“カスタム”と言ってもそのこだわりは尋常ではない。

「もともとオーストリアのシュタイア・プフとの共同開発で生まれた軍用車両。それを民生用にアレンジしたものがメルセデス・ゲレンデヴァーゲンです」

おさらいすると、ゲレンデヴァーゲンの初代W460は1979年に生産開始。1990年まで生産され、そのW460が現在のGクラスの源流となっている。それに続く2代目W463は1990年から販売開始。2018年からは現行のW463Aが登場している。

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