2022.03.03

CARS

さすがBMW、後輪駆動を守り抜いた 新型2シリーズ・クーペ日本発売

BMWが新型2シリーズ・クーペを3月1日から日本で販売する。Cセグメントでは今や稀有なFRレイアウトをベースとするスポーツ・モデルだ。

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クーペだけは、FRレイアウトを踏襲

背高のパッケージを持つMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル=多目的車)のグランド・ツアラーや4ドア・クーペのグランクーペが前輪駆動(FF)ベースのプラットフォームを用いるなか、2シリーズで唯一後輪駆動を継承した新型2シリーズ・クーペ。



さらにスポーティでアグレッシブに

外観は明確なトランク・リッドを持つ3ボックス・スタイルを継承しつつ、ディタールにエッジの効いたシャープなキャラクター・ラインを採り入れることで、スポーティでアグレッシブな印象が強まった。

ボディ・サイズは全長4545〜4560×全幅1825×全高1405mmで、M系モデルは先代比90mm長く、50mm広く、5mm低い。ホイールベースは従来モデルよりも50mm長い2740mm、車両重量は1530〜1710kgだ。



ボディは軽量化と剛性アップを両立

車体各部は軽量化と高剛性化が図られた。高剛性ボディを採用し、サスペンション取り付け部やアンダーフレームの強化を施すとともに、ボンネットなどをアルミ化。ハンドリングのキレが増すと同時に、衝突安全性も向上している。M系モデルでは、さらにフロント下部やリア・サスペンション取り付け部の補強を加え、ねじり剛性がさらに向上している。

カメラ・レーダー・高性能プロセッサーを用いる安全・運転支援機能をセットにしたドライビング・アシストを標準装備。35km/h以下で前進したルートを自動で最大50mバックできるリバース・アシストはすれ違い困難な細い道などで便利な機能だ。車載通信モジュールを用いたコネクテッド機能や、Amazon Alexaとの連携、AI技術を活用した学習型音声入力など、最新のBMW各車に用いられる各種テクノロジーも導入されている。



直6のMパフォーマンスは4WDを採用

グレードは、220iとそのMスポーツ版となる220i・Mスポーツ、MパフォーマンスモデルのM240i・xドライブの3種類。220i系は、184ps/300Nmの2.0リッター直4ターボを搭載する後輪駆動モデル。M240i・xドライブは、387ps/500Nmの3.0リッター直6ターボを積む4輪駆動となる。いずれも、トランスミッションは8段ATを組み合わせる。

価格は、220iが508万円、220i・Mスポーツが558万円、M240i・xドライブが758万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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