2022.04.02

CARS

ランボルギーニがV12最後の年に、復刻したプロトタイプのカウンタックを出展

ランボルギーニのクラシックカー部門であるランボルギーニ・ポロストリコが、パリで開催されたクラシックカー・イベントのレトロモビル2022に参加。自社の歴史において重要な2台のV12モデルを出展した。

幻のプロトタイプが蘇る

1台目はカウンタックLP500。ジアッロ・フライ・スペチアーレと呼ばれるイエローに塗られたカウンタックは、1971年のジュネーブ・ショーで発表されたプロトタイプのLP500の復刻版で、コレクターの依頼により1台だけ作成したものだ。



作業に要したのは約2万5000時間

オリジナルは1974年3月に型式承認のための衝突試験に供され失われており、これを復元する作業は約2万5000時間を要したという。デザイン部門のチェントロ・スティーレも加わり、ボディワークがすべてオリジナルのスタイルに沿っていることを確認している。

ボディとシャシーは鈑金のエキスパートがハンドメイドで製作。メカニズムはレストアした部品をはじめ、入手できないものは当時の図面に基づいて新規に製造するなどした。タイヤはピレリ財団が保有する資料から必要なものをすべて揃え、ピレリが当時の設計と寸法を再現。公道走行が可能な認証も取得している。



ミウラもスタンバイ

もう1台はレストア作業中のミウラP400SVのボディ。現在は地金が剥き出しだが、当時のカラー・バリエーションにあったオレンジのアランチョ・ミウラに再塗装され、補修された内装とメカニズムを組み合わせて完成させる予定だ。

イベントの前夜祭にステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは「この忘れがたい内燃機関の物語が幕を下ろす」ことと、2023年以降進められる電動化の第1段階が「ハイブリッド技術を搭載したアヴェンタドールの後継」であることを明らかにしている。今回の出展は、ランボルギーニが今年で最終年となるV12エンジンに敬意を表したものだ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

PICK UP



RELATED