2022.04.11

CARS

モリゾウ肝いりのアミューズメント施設 富士スピードウェイを軸とした大型観光エリアを開設

トヨタは富士スピードウェイを中心としたアミューズメント施設開発を行う「富士モータースポーツフォレストプロジェクト」の概要を発表した。

大人の遊び場、社交場

デベロッパーは4月27日付でトヨタ不動産へ社名変更する東和不動産。目指すのはモータースポーツとモビリティを軸に据えた大人の遊び場や社交場になる未来の街を創造すること。新東名高速道路の全面開通により、富士スピードウェイ周辺への悪説が向上することも見込んで、開発は計画された。



ハイアットの新ブランド・ホテルを新設

富士モータースポーツフォレストの目玉のひとつが、富士スピードウェイ西ゲート付近のエリア内に新設される客室数120室の「富士スピードウェイホテル」。世界的ホテルグループであるハイアットと提携し、独創性を重視したブランドである「アンバウンドコレクション」を日本で初展開する。モータースポーツを身近に感じられるプレミアムホテルとして訴求する。

また敷地内には、富士モータースポーツミュージアムを併設。トヨタ博物館が監修を手掛ける3フロアの施設には、国内外から集めた約40台のレーシング・カーなどが展示される予定だ。



レースが無くても楽しめる

このほか、周辺にはレーシング・チームのガレージやファクトリーが集まるエリアを開設し、見学ツアーなどのイベントも開催。さらに、日帰りや立ち寄りの需要に応えるべく、レストランや温浴施設を併設することで、レース開催期間以外での集客を目指している。

まず2022年秋にホテルとミュージアムを開業。さらに2023年以降、その周辺でガレージ・エリアやレストラン、温浴施設などが順次営業を開始する予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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