2022.08.05

CARS

大人のための日産キックス、オーテック・バージョンが4WDの追加などで進化 

日産キックスのカスタマイズ・モデルである「キックス・オーテック」が、ベース車のマイナーチェンジに伴い改良を実施した。変更箇所はパワートレインや安全装備など多岐にわたる。

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クロームで上質な大人の雰囲気を演出

エクステリアは新しいデザインのテールライトと、その左右を繋ぐバック・ドア・フィニッシャーを採用。これまでどおり、オーテック専用エクステリア・パーツとして、ダーク・クローム調グリル・フィニッシャーとフォグライト・フィニッシャー、LED式デイタイム・ライト、メタル調の前後およびサイドのプロテクターとドア・ミラーを装着するのは従来モデルと変わらない。また、ホイールはほかのオーテック・モデルと共通する細かいスポークを組み合わせたデザインの17インチを履く。



イメージ・カラーのブルーをあしらう

インテリアはデザインを刷新したセンター・コンソールとシフト・レバーを採用。また、オーテック専用装備として、オーテックのロゴ刺繍が入ったブラックとブルーの2トーン合成皮革シート、同じくブラックとブルーの2トーンの本革巻ステアリング・ホイールを装備。シートやステアリング、センター・コンソールなどにはイメージ・カラーであるブルーのステッチが施されている。

ベース・モデル同様、シリーズ・ハイブリッド・システムの「eパワー」のモーター出力をアップ。発電用エンジンの始動頻度を低減させ、静粛性と燃費の改善も図っている。また、4WD仕様も新規設定された。さらに、運転支援装備には「インテリジェントFCW」(前方衝突予測警報)が追加されている。

ボディ・カラーは4色。そのうちダークブルーのボディとピュアブラックのルーフを組み合わせた2トーンはオーテック専用設定色だ。

ベース・モデルは前輪駆動の「X」と4WDの「X FOUR」。価格は前輪駆動が318万5600円、4WDが344万8500円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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