2022.12.03

CARS

「絹のように滑らかなエンジンは一度乗ると忘れられない! by 日下部保雄」自動車評論家42人が選んだ「いま買っておきたいクルマ」2022年の総合第6位は、あのドイツ製サルーン!

滑らかなエンジン、ビロードのような乗り心地!

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超快適で上質な乗り心地

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嬉しいことに多くの委員がアルピナの走りと乗り心地の両方を次のように褒めている。「速さもさることながら体の奥までしみいるような心地よい乗り味が魅力です」(斎藤聡さん)。「とろっとろの乗り味と精緻な回転フィールはまさにアルピナ・マジック」(桐畑恒治さん)。「絹のような滑らかなエンジン、サスペンションは一度乗ると忘れられない」(日下部保雄さん)。「超偏平タイヤと超高性能エンジンを搭載しながらも、しなやかな乗り心地とスムースな加速フィールを実現。アルピナ・マジックとはまさにこのこと」(岡崎五朗さん)。「“最後のエンジン車”として乗りたくなるほど甘美なパフォーマンスと超快適で上質な乗り心地」(金子浩久さん)。という具合だ。

「思いのほかチョッピーな乗り味でちょっとがっかりのベースの3シリーズに対し、こちらが本来のシャシーの実力と教えてくれる乗り味が最大魅力」(河村康彦さん)という乗り心地に対する意見、「とろけるような乗り味なのに、ハンドリングのレスポンスはバツグンにいいアルピナ」(大谷達也さん)、「アルピナはパワフルなのにけっして尖ったところがなく、乗り心地やハンドリングに上質さがある」(佐藤久実さん)といったハンドリングに対する意見、どれもその通りだ。

パワーとトルクが強大になり今では4WDになったが、あくまでもリア駆動がベース。パワーオンでのコーナリングでもズルズル前が押し出されるようなアンダーステアが出ないから4WDの嫌な面を感じることはないのがアルピナ。ここが上質なのだ。

アルピナのブランドとロゴが2026年からBMWに移ることになったが、これについてのコメントもあった。どれも純然たるアルピナをいまのうちに味わいたいというもの。「今のうちというなら、アルピナこそがその筆頭ではないか」(高平高輝さん)。

いまだからこそアルピナなのだ!

「BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)」全長×全幅×全高=4720×1825×1445mm。ホイールベース=2850mm。車両重量=1840kg(B3)。G20型BMW3シリーズをベースにしたBMWアルピナB3は2019年に登場。3リッター直6ターボ(462ps、700Nm)は8段ATを介し、4輪を駆動する。6月にフェイスリフトを受けた新型が発表されたばかり。1151万円~。

文=菰田潔

BMWアルピナD3S/B3にはこの12人が投票! 187点を獲得!!
菰田潔20pt+飯田裕子18pt+斎藤聡18pt+桐畑恒治17pt+大谷達也15pt+岡崎五朗14pt+河村康彦15pt+日下部保雄15pt+金子浩久14pt+高平高輝13pt+佐藤久実11pt+西川淳11pt+渡辺敏史6pt(合計187pt)

アルピナD3S/B3に投票した自動車評論家の「マイホット20」はこちらでチェック!
◆菰田潔が投票した20台「後輪駆動のエンジン車に乗ろう!」
◆河村康彦が投票した20台「ストレスなく共に暮らしていけるか?」
◆高平高輝が投票した20台「考えすぎるな、大事なのはあなたの直感!」

◆自動車評論家42人が投票で選んだ「いま買って乗っておきたいクルマ」 7位はこのクルマ!

(ENGINE2022年9・10月号)

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